【オリコン】ドラマ効果で『半沢直樹』シリーズが1・2位独占
俳優・堺雅人主演で毎週視聴率を上げている人気ドラマ『半沢直樹』（TBS系）の原
作でもある池井戸潤氏の『オレたちバブル入行組』（2007年12月10日発売）、『オレた
ち花のバブル組』（2010年12月3日発売・共に文藝春秋）の2作品が、これまでの最高週
間売上となる週間8.4万部、7.0万部を売り上げ、今週8/12付のオリコン“本”ランキン
グ文庫部門で1位、2位を独占した。
7/15付に2作揃ってTOP100入りしてからゆっくり順位を上げ、ドラマ版も回を追うご
とに評価が上昇。ドラマ人気を受け原作の『～入行組』、『～バブル組』の発行部数は
計150万部を突破した。また、同シリーズ第3弾『ロスジェネの逆襲』（ダイヤモンド社
）も順調に数字を伸ばし、今週はBOOK（総合）部門で先週の35位からTOP20内となる15
位に上昇。TOP10入りも射程圏内で、今後のセールスにも期待が高まる。
そのほか、今週の文庫部門は、映画化作品も好調で百田尚樹『永遠の0』（講談社）
、東野圭吾『真夏の方程式』（文藝春秋）が共にTOP10内をキープ。さらに、11月9日公
開の三谷幸喜氏の監督作『清須会議』の同名原作本（幻冬舎）も先週22位から5位に上
昇。また、先週公開の『謎解きはディナーのあとで』のノベライズ版、東川篤哉『映画
謎解きはディナーのあとで』（小学館）も10位に初登場している。
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