動かない空は 色あせて
凍てつく瞳に はりついた
賑やかな声は 突然に
日々の窓辺から 飛びたった
失うものの大きさを
計りながら
生きて来れたなら
世界を埋め尽くすように
鳴響く鐘の音が
わたしを追いかけてくる
行方を見失い惑う
かじかんだ指先から
零れ落ちた白い花
梢の小鳥は 歌うけど
重たい鼓動が 耳塞ぐ
失うものの大きさに
気付かぬまま
ここまで来たから
静かに寄り添い続ける
傍らのぬくもりが
わたしを孤独にする
閉ざした記憶の扉の
その中で唇から
零れ落ちた子守唄
幾重にも重なりながら
鳴響く鐘の音が
わたしを追い越してゆく
行方を求めて彷徨う
かじかんだ指先から
零れ落ちた白い花
--
※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
◆ From: 140.123.104.192
※ 編輯: chobit 來自: 140.123.104.192 (01/21 22:08)