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人類補完計畫の全貌 エヴァの數多い謎の內、最も大きな謎の一つに人類補完計畫がある。この計畫には ゼーレ流とゲンドウ流の2種類の異なる計畫が存在する。 ここでは、それぞれの計畫がどの樣な方法で、そしてどの樣な結果になるのかを考 えてみる。 ゼーレの場合 まず、ゼーレ流の人類補完計畫の最終目的は何か。ゼーレは人類をどのような形にしたいのか を考えてみる。 前回の映畫「DEATH & REBIRTH」で語られた人類補完計畫の概要は「出來損ないの群体として すでに行き詰まった人類を、完全な單体としての生物へと人工進化させる計畫」である。ここ で言う「單体」とはいったい何を指すのか。それが今回の「THE END OF EVA...」で明かされ た「黑き月」である。ゼーレ流の最終目的は、人類を黑き月に還元すること。と言って間違い ないであろう。 では、人類を黑き月に還元するためにはどの樣な方法があるのか。それには、まず人の形をな くさなければならない。人は自分と他人との區別をATフィールドという壁により隔てている。 ATフィールドは、いわば心の壁である。人の形を無くすということはすなわちATフィールドを 取り除くということである。ゼーレはエヴァシリーズのアンチATフィールドで人が持つATフィ     ールドを中和した。後は人ュが心を開けば自動的に生命のスープであるLCLに還元される。     この樣にして人類は人の形を無くすことができた。     次に必要な物はLCLと化した人類を導く、いわば「神」のような存在である。ゼーレはこの     重要な役にエヴァ初號機とそのパイロット、碇シンジを選んだ。初號機はこの時すでに知惠の     實(ユイの魂)と生命の實(第14使徒ゼルエルのコア)の兩方を持っていて、「神」になる     ための最低條件はそろっていた。あとはその初號機を「神」のレベルまで引き上げてやればよ     いだけである。          ゼーレは、人間が神になるまでの道筋を記した「セフィロトの樹」を使い、初號機を神のレベ     ルまで引き上げ、ロンギヌスの槍でそれを逆さまの樹(生命の樹)に還元させた。(このこと     からロンギヌスの槍は生命体を本來あるべき姿に還元する能力があると思われる。)     そして、人類の未來は初號機のパイロットに委ねられるのである。 ゲンドウの場合  ゼーレ流の人類補完計畫の最終目的は「人類を黑き月に還元すること」であったが、ゲンドウ     の目的は何か。アダムとリリスの禁じられた融合により何が產まれるのか。     ここで、「考察1:第2使徒の正体」の<ェ說2>を思い出して欲しい。知惠の實しか持たな     いリリスと生命の實しか持たないアダムが融合することが何を意味するのか、これで說明でき     るのではないか。つまり、リリスとアダムの融合により、知惠と生命の兩方の實を持つ限りな     く神に近い生命体である「神人」が產まれるのである。これは本來、神のやりたかったことと     同じである。     つまり、ゲンドウ流の最終目的は、現在に至るまで間違った道を進んできた人類を、本來進む     はずであった正しい道に軌道修正することである。     しかしそれは、あくまで二次的な、いわば、たてまえ上の目的にすぎない。では本當のゲンド     ウの最終目的はいったい何だったのか。     それは、「ユイにもう一度會うこと」である。          彼女はエヴァ初號機そのものと言ってもよい存在である。この時初號機はすでに知惠と生命の     實がそろっていて神に限りなく近いものとなってしまっていた。ゲンドウがもう一度ユイに會     うためには彼がユイと同じレベルまでたどり著かなくてはならない。その唯一の方法が、リリ     スやアダムと融合し「神人」になることである。これにはレイという媒体がどうしても必要に     なる。だから、あれほどレイを可愛がり、大切にしていたのかも。(ユイのクローンというこ     ともあるけど‧‧‧。)     人類の未來を決定づけるほどの巨大プロジェクトの最終目的は、ただ自分の惚れた女に會うこ     とであった。          それほどまでにゲンドウはユイという女性を愛していたのか?それとも自分の息子のシンジと     同じ樣に誰かが側にいないと生きていけない程の寂しがりやなのか?今となっては謎である。