【独ベルリン１１日（日本時間１２日）＝サンケイスポーツ特電】映画「硫黄島からの手紙」（クリント・イーストウッド監督）が当地で開催中の第５７回ベルリン国際映画祭で特別招待上映された。プレミア上映は１７００人で超満員。会見にも今映画祭最大の４００人もの取材陣が集まり、大変な盛り上がりを見せた。
主演の渡辺謙（４７）は会見を英語で行い、「日本人が過去の歴史や、あの時代の思いを継承していくことの大事さなどを知るよい機会になった」と作品の意義を強調。舞台あいさつはドイツ語で行い、国際俳優の貫禄を見せた＝写真（ＡＰ）。
また、共演の二宮和也（２３）は「亡くなった祖父への恩返しになると思って、オーディションを受けた。今作に参加出来てよかった」と感慨深げに語っていた。
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