http://www.avexnet.or.jp/beatfreak/165/artists/fpm.html
アルバム『beautiful.』が大好評のFantastic Plastic Machine。
9月27日には、そのリニューアル‧アルバム『contact』をリリー
ス!! いったい何がリニューアルなのか?
今回のアルバムはリニューアル‧アルバムと銘打ってますよね。
Fantastic Plastic Machine(以下Fと省略):
リミックスという行為自体は普通に認知されるようになったんです
けど、どうしてもオリジナル盤よりも世間の期待度が低いのを感じ
る。それがすごい嫌だなと。今回はリニューアルと銘打って、アル
バムとして、1枚の新譜として聽いてもらえるにはどうしたらいいん
だろうってことを、真劍に考えてつくりました、というかつくって
もらいました(笑)。
リミキサーについて一言ずつ。まずはm-floのTAKU。
F:TAKUくんは、今までそんなに面識はなかったんですけど、今回、
TAKUくん流の2ステップにしてくれたらいいな~と思ってお願いしま
した。トラック‧ダウンをわざわざニューヨークまで行って仕上げ
てくれたり、非常に愛を感じる仕事っぷりで、すごくうれしかった
ですね。
そして、須永さん。
F:このアルバムのほとんど大詰めのときに、辰緒さんと大阪で一緒
にDJをする機會があったんです。「俺は「Whistle Song」をリミッ
クスしたくて、アイデアもあるんだよ」って言ってくれたんでお願
いしたんです。でき上がってから辰緒さんと電話で話したんですけ
ど、「自分でも納得するものができた」とまで言ってくれた。
ホベルト‧メネスカルとカルロス‧リラ。
F:2人は、ジョアン‧ジルベルトとアントニオ‧カルロス‧ジョビ
ンなどのもとに集まったボサノバのオリジネイター。クラブ‧ミュ
ージックの流れとかカフェ‧ブームの流れで、もう“っぽい”もの
じゃ許されないっていうか、やるんだったら、本物中の本物にお願
いしたいなと。これは、リミックス盤じゃなくてリニューアル盤だ
からこそ、存在できた曲。
RIP SLYME。
F:彼らのプロデュースをしたこともあるっていう關係で。彼らに
4MCをのっけてもらって、しかもDJ FUMIYAにこすりまくってもらう
のは、一番最初に思いついたアイデア。そこから、さらにひとひね
りして、ヴォコーダーを使ってくれたり、素敵な仕事っぷりでまい
りました。リミックス名義で彼らの新曲をゲットしてる氣分ですね
(笑)。
ボブ‧サンクラー。
F:僕が大好きなリミキサー。これもボブ‧サンクラーのほとんど
新曲ですね。生のストリングスからホーンまで、アレンジして入れ
てくれてるわけだから。
ハース‧マルチネス。
F:オリジナルもハースに歌ってもらってるんですけど、“これをギ
ターの彈き語りで歌いたいな”って言ってたのを思い出してお願いし
たんです。ものすごくシンプルなのに、ものすごく說得力がある曲に
仕上がりましたよね。
キング‧ブリット。
F:彼はFPMのことを知ってたらしいんですよ。しかもファースト‧
アルバムもセカンド‧アルバムも買ってくれてたみたいで。彼なり
のFPM、彼なりのラウンジ‧ミュージックを咀嚼したリミックスにな
ってますよね。決して派手さはないけど、ジワジワくる氣持ちよさ
がある。しかも9分以上という愛がないとできないハマリ系のスムー
スなトラック。
カヒミ‧カリイ。
F:この曲はオリジナルのときにも、メロディー‧ラインをつくって
いたんです。そのときは、やっぱりインストで出そうってことになっ
たんだけど。僕は聲という樂器がモノを言ってるヴォーカリストが好
きで、カヒミ‧カリイさんはひとつの極北だと思ってて、やっぱり彼
女ならではの世界に引っ張ってってくれた。
グラン‧ネルソン。
F:これはモロにダンス‧トラックですね(笑)。イギリスのJUNIOR
BOYS OWNっていうレーベルが「Whistle Song」を出したいって言って
きて。JUNIOR~はアンダーワールドとか所屬している、いわゆるクラ
ブ‧シーンの中核をなすレーベル。彼らが獨自にグラン‧ネルソンに
リミックスを賴んだんです。クラブDJとしてみんながほしいトラック
をつくってくれてますよね。
その他の新曲について。まずは「City Lights」。
F:sembello(センベロ)っていう、サックスの田中邦和さんとスカ
パラの沖さんが2人でやってるジャズ‧ユニットがあって、彼らのラ
イヴ錄音を聽いていて、“これをサンプリングしたい”と思ってつ
くった曲。今まで過去のレコードからサンプリングしたことはあり
ますけど、未來に出るレコードからサンプリングしたのは初めて(
笑)。その許可を得たんですけど、それだったら一緒につくりまし
ょうよってことで、彼らを誘い入れ、もう一度レコーディングし直し
て、それがNHKの「トップランナー」という番組の主題歌になったん
です。アーバンな感じで、80sな感じの、キラキラした感じのトラッ
クができたんで、今回ヴォーカルを入れるときに、これを中和するよ
うなヴォーカリストがどこにいるんだろうかって難航しました。ある
日、レコード會社から送られてくる膨大なサンプルの中にフルード‧
オンシズのアルバムがあって、ヴォーカルのセスの聲を聽いて、“あ
、こいつだ!!”と次の日にはオファーしてた(笑)。彼らもこの曲を
氣に入ったみたいで、次の自分たちのアルバムにその曲をカヴァーし
ようとアレンジまで終わらせてて、レコーディングのときには、その
デモもしっかり聽かせてくれた。sembelloにしてみれば、自分たちの
がまだ出てないのに、もう孫ネタまでできてるという恐ろしい事態(
笑)。『beautiful.』以降の自分が前に進んでる感じが、この曲では
表現できてると思うし、自分ですごく氣に入ってます。
「Paragon 2」は?
F:自分のリミキサーとしての手腕を見せたいなと思ってやった曲。
「Paragon」は前のアルバムで言えば、これ以上手を加えられない、
最も究極と思ったトラックなんですよ。その一番難しいのに挑んだ。
「Beautiful Days」。
F:オリジナルは、トラック‧ダウンのときに、中納さんのヴォーカル
ともう1人ヘイヴン‧クレイボーンっていう黑人ヴォーカルのヴァージ
ョンを合わせてつくったんです。中納さんだけのヴァージョンは機會
があれば出してみようと思ってたんで、ここでボーナス‧トラック的に。
『beautiful.』の中では「One Minute Of Love」だけが、リニューア
ルされてませんが、何か意圖が?
F:あれはジングルみたいな曲だったんで。忘れてたって言ったら變で
すけど、ま、いっかっていう(笑)。曲がこんだけバラけたのも偶然な
んですよ。今となってみたら、「One Minute Of Love」が入ってたらな
とも思いますけど(笑)。
“contact(コンタクト)”というアルバム‧タイトルについて。
F:リミックスをお願いするのにコンタクトをとるわけじゃないですか。
このアルバムではコンタクトをとることがクリエイトの90%ぐらいを占め
てて。そういう意味で。
INTERVIEW:Yutaka Kurachi
--
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆ 批踢踢實業坊(ptt.twbbs.org)Pizzicato5版 ☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
--
※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.csie.ntu.edu.tw)
◆ From: 31.181.30.61.isp.tfn.net.tw