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【ヒューマン】HEROは自分自身と闘う人…木村拓哉(1)  ドラマやCMなど常に第一線を走り続ける日本のトップスター、SMAPの木村拓哉 (34)。話題の主演映画「HERO」(鈴木雅之監督)がいよいよ8日に公開される 。演じる主人公の検事、久利生(くりゅう)公平は納得がいくまであきらめずに真実を 追究。その姿は仕事に真摯(しんし)に取り組み、足元を見失わない木村自身と重なっ て見える。おごらず飾らず自然体な素顔を垣間見せた木村に、作品にかける思いなどを 聞いた。 (ペン・箱崎宏子 カメラ・寺河内美奈)  目力がある。時に引き込まれ、時に圧倒させられる“瞳”が印象的。映画でも見せ場 の一つ、法廷で命の大切さを訴える場面はインパクトを与え、感動を誘う。目で多くを 物語る人だ。  8月上旬に日本武道館で開催された完成披露試写会。ラストシーンが流れると、SM APのコンサートかと思うほど5000人の客席から大歓声がわき起こった。  「これ、確か映画だよな、っていうぐらいの反応をいただいて。やってよかったと思 えたし、本当にいい共演者、いいチームの中で生まれた作品だと思います」  テレビドラマの金字塔となった「HERO」の映画化。大ヒットを予感させる反響に 、木村は素直に感激した。  映画版では久利生の前に、刑事裁判で無罪獲得数日本一を誇る弁護士、蒲生一臣が立 ちはだかる。自ら汗を流して事件の真実を見極めていく、久利生の姿は見る者をグイグ イ引き込む。  「(久利生は)相変わらず不器用なところは不器用だし、真っすぐなところは怖いぐ らい真っすぐ。逃げないし。今回の話でも蒲生さんに『大歓迎ですよ。千本ノック』っ ていえるモチベーションは、同じ男からしても魅力を感じます」  木村自身、相手が大きければ大きいほど、燃えるタイプのようだ。  「僕は千本ノックはイヤですね。相当イヤだと思う(笑)。でも、それに匹敵するモ チベーションをもてた時はすごく楽しいと思います。今回の話でいうと、久利生さんに とっての蒲生さん。僕は野球は詳しくないですけど、イチロー選手が自分と向き合って 『千本いきます』って打ってくれるってなったら、野球は得意じゃないですけど、やり がいは感じると思います」  では、自身が思うヒーロー像は?と聞くと「自分自身と闘っている人、かな」。続け て「今回は自分たちが『HERO』というタイトルの作品をつくらせてもらいましたが 、変身もしなけりゃ、空も飛べないし、超能力も持っていない。けど、皆そうですよ、 っていうことだと思います」。逃げずに闘う人は、誰もがヒーローということだ。  台本は頭にたたきき込んでおり、現場では読まない。今回も法廷シーンでの長セリフ の場面は圧巻だ。  「よくしゃべっていましたね(笑)。法廷シーンは何日かに分けての撮影でした。で もスタッフが常に同じモチベーションで臨んでくれたから、大変でしたけど、ああいう 風につながった。ああいうシーンを後で見させていただくと、うれしかったですね」  自分とスタッフの気持ちが一つになった熱い現場に、感謝を口にした。 ■HERO  中卒、スーツを着ない、という型破りな検事・久利生公平の活躍を描き、平成13年 にフジ系で連ドラ11話を放送。平均視聴率でフジ連ドラ史上歴代1位の34.3%を たたき出し、昨年の特別編も30.9%を記録した伝説的ドラマ。  映画版では、地方赴任を終え6年ぶりに東京地検城西支部に戻った久利生が新たな事 件に遭遇し、かつてない強敵に挑んでいく…。韓国・釜山ロケも敢行。出演は松たか子 らレギュラー陣のほか、弁護士・蒲生一臣役の松本幸四郎、韓国検察局の検事役にイ・ ビョンホン、大物政治家役の森田一義と豪華メンバーがズラリそろった。  木村はさらなる“続編”について「僕に決定権はないので」としながらも「プライベ ートで会ってもいいと思うんですけど、(レギュラー陣らと)一番気持ちのいい会い方 が、この形(共演)での会い方だと思うんですよ」。映画の反響次第では、もしかする と…!? ■チョングッチャン  映画の中で久利生が幾度となく口にする韓国料理。大豆などを原料とした韓国の味噌 の一種のことで、その味噌を使ったチゲ(鍋)もチョングッチャンという。「(映画の 韓国ロケで)現場で運ばれてくるシーンでは、視界に入っていなくても、その匂いで分 かった。すごい匂いです」。映画公開後には流行りそうですね、と向けると「どうだろ うね」とうれしそうに笑顔を見せた。 http://www.sanspo.com/geino/top/gt200709/gt2007090200.html 2007.09.02 サンスポ -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 125.225.186.92