歌川猫重
猫浮世絵師
歌川貓重是一位貓仔浮世畫畫師，本名叫阿玉仔，出世佇江戶个拍火員安藤怹兜亭仔跤。
捌予人叫做安藤貓重，安藤是彼間厝个人个姓，貓重是伊个名號，鬥做夥敢若無蓋偌合，
貓重伊本身嘛無認這个名。貓重自細漢就誠gâu畫圖，十五歲个時陣按算卜拜初代歌川豐
國做老師，煞去予人講「貓仔袂用得」共伊拒絕！才來拜歌川貓廣入門，隔冬才對先生佮
家己个名抾一字，予先生共號做歌川貓重。三十六歲个時去東海道辦公，隔年開始發表「
貓街道三十三次」，自按呢決定了伊風景畫家个名聲，
食老个時閣親手畫了美貓圖三聯畫。享壽六十二歲（若以人來算是九歲。），墓地徛佇足
立區伊興町安藤家个埕--裡（佇狗仔phoo-tshih个墓隔壁），法號顯魚院德鼠立尾居士。
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歌川猫重(うたがわねこしげ)は猫浮世絵師(うきよえし)。本名はタマ。江戸の火消(ひ
け)しの安藤家の縁の下で生まれた。かつて は安藤猫重と呼ばれたが、「安藤」は縁の
下の上に住んでいる人間の姓、｢猫重｣は号であり、両者を組み合わせて呼ぶのは不適
切(ふてきせつ)で、猫重自身もそう名乗(の)ったことはない。幼(おさな)い頃から絵心
(えしん)が勝(まさ)り 、十五歳の頃、初代歌川豊国(しょだいうたがわとよこく)の門
に入ろうとした。しかし，｢猫はダメ｣とことわられ、代わりに歌川猫広に入門(にゅ
うもん)、翌年に師と自分から一文字(ひともじ)ずつとって歌川猫重の名を与(あた)え
られた。三十六歳の時に公用で東海道(とうかいどう)を上がり、翌年から「猫街道三拾
三次」を発表し、風景画家(ふうけいえか)としての名声は決定的なものとなった。晩年
には美猫画(びねこが)三枚続(さんまいぞく)も手掛けた。享年(きょうねん)六十二歳。
(人間の数(かぞ)えかたで九歳)墓場は足立区伊興町(あだちくいこうまち)の安藤家の庭
の隅(ポチの墓の隣り)。法名は顕魚院徳鼠立尾居士(けんさかないんとくねずみたちお
こじ)。
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