8月16日8時1分配信 サンケイスポーツ
(第89回全国高校野球選手権大会、第8日、2回戦、仙台育英2-5智弁学園、1
5日、甲子園)“みちのくの快腕”が甲子園を去った。仙台育英(宮城)は佐藤由規投
手(3年)が球場表示で歴代最速の155キロをマークしたが、智弁学園(奈良)に2
-5で敗れ2回戦で姿を消した。
大会屈指の剛腕・佐藤由が、涙を流しながら“魔の五回”を振り返った。
「気持ちに力みがありました。体が前に突っ込んでバランスを崩してしまいました…
」
甲子園が5万観衆の歓声とため息に包まれた。五回一死満塁、1番の佐藤に右越え2
点適時二塁打を浴びる。この回、四球をきっかけに甘い球を痛打される悪循環。結局、
5安打3四死球で一挙に5点を失った。まさに突然の乱調だった。
一方で“みちのくの快腕”は、たしかな足跡も残した。四回、稲森にカウント2-1
から投じた5球目のストレート(ボール)は、球場のスピードガンで155キロを計測
。1回戦の智弁和歌山(和歌山)戦でマークした夏の甲子園最速タイの154キロを上
回る新記録だ。
実はこの1球、バックネット裏の横浜・宮本西日本担当チーフスカウトのスピードガ
ンは、驚がくの156キロを計測していた。
150キロ台の快速球を153球中16球投げた。自己最速を記録し、高校野球生活
を終えた佐藤由は「苦しいことも楽しいこともありました。最後まで全力を尽くして、
楽しくプレーできました。悔いはありません」と大粒の涙。3季連続の甲子園で東北勢
初の優勝を逃した悔しさは、さらに上のレベルで活躍することで晴らす。
「世間を驚かせるようなピッチャーになりたいです」。MAX156キロ右腕は今年
の高校生ドラフト注目の逸材だ。最後の甲子園は2回戦敗退となったが、剛腕高校生の
短い夏は終わっても、その速球にはまだ先がある。
最終更新:8月16日8時1分
--
※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
◆ From: 61.70.208.176