『Nostalgia』
歌手:笠原弘子
作詞:松宮恭子
作曲:松宮恭子
編曲:山川恵津子
哀しい夜は
ひざを抱いて
一人思いを
泳がせてみよう
笑いのさざめく
夏の午後や
薄紫の
リラの咲く頃
どうして人は
傷つけあい
離れてゆくの?
誰でも皆 幸せに
生きてゆきたいのに
胸の奥の灯(ともしび)に
そっと火をつけよう
それはやさしい過去の幻
映し出すから
どんな小さなことでも
愛がある世界は
きっと凍える手を温める
Nostalgia
暖かなペチカの
かたわら
古い揺りいす
ゆらしてみよう
やさしい波に
ゆれるように
運ばれてゆく
夢の中へ
どうして人は
信じた道 見失って
くじけてしまうの?
どんな夜も
必ず明けるのに
胸の奥の灯(ともしび)に
そっと火をつけよう
あのマッチ売りの少女のように
手をかざして
愛してくれた人達
懐かしい景色
それはどんな時も あなたをいやす
Nostalgia
どんな小さなことでも
愛がある世界は
その凍える手を そっと包む
Nostalgia