ふるえる胸の奥 ちいさく立ち昇る
ほのおをかざして 進むよ
この道を
暗い森を越えて 棘をかき分けて
負けそうな時には 君の名を呟いた
きっと辿り着くよ
その瞳に映る全て 悲しみに満ちていても
希望の色に塗り替えてゆく
太陽に焦がれた
月が優しい光を差し伸べ
行く手示す
君の元へ導いてくれるよ
不思議な出会いが 僕に勇気くれる
渡り鳥追いかけ 水辺走り抜けて
頬なでる風に 君の香り感じた
すぐに会いに行くよ
この世に在る全てが 君に背を向けていても
僕だけは ずっと傍にいる
囀りを失くした
雲雀がくれた旋律に沿って
僕は歌う
君の耳に届く事信じて
きっと辿り着くよ
そこが僕の命の終わる場所だとしても
君の笑顔取り戻す為に
つむじ風のように 過ぎ去った穏やかな毎日が
僕を走らす
あたたかいその腕を目指して
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