第3 回 秦佐和子 vol.119 2013年3月号B
兄弟と一回りほど歳が离れていて、
さらに両亲が共働きだった私は学校から帰ると、
母が帰ってくるまでの长い夕方の时间を一人で过ごしていました。
谁もいない独りぼっちの家の中で、
私と一绪に时间を过ごしてくれたのはアニメでした。
自分の中に一周间のアニメのスケジュールはしっかりとインプットされていて、
今想えばアニメがあったからこそ、
私はあの时间を寂しいと想わずにいられたのかもしれません。
カラフルで、ファンタジックで、
ドラマティック、现実ではあり得ないことも、
アニメの中では全くの不自然さもなく、当たり前に存在します。
実写映画では、
いやいや无理があるだろうとふと现実に戻ってしまう时がありますが、
アニメではそれがありません。
実写映画のような迫力や深みは确かにアニメで表现するのは难しいかもしれません。
ですが、やはりアニメでしかできない表现も确かにあるのです。
私は耻ずかしながら、梦见がちな部分と、
とても冷めたリアリストの部分が共存しています。
そんな私にとって、
アニメにはまることは当然のことだったのかもしれません。
それとアニメは谁かがその役を演じているのではないので、
その役にどうしても投影されてしまう演者さん
のパーソナリティーが介入しないので纯粋なキャラクターを感じることが出来るの
も魅力かなと想います。
なので、私もいつか出来るだけキャラクターを邪魔しない声优
になれるように精进したいです!
<Profile>
秦佐和子(はた さわこ)
9月14日生まれ。
SKE48 チームKIIのメンバー。ニックネームはしゃわこ。
放送中のアニメ『AKB0048 next stage』に、神崎铃子役で出演中。