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http://news.livedoor.com/article/detail/6673104/ AKB48 指原莉乃 不可解移籍 <大島優子、板野友美はセーフ 下位メンバーはアウト>  先の選抜総選挙で4位に躍進したAKB48の指原莉乃(19)が福岡・博多のHK T48に移籍──。これは14日発売の「週刊文春」で過去の男性との交際が報じられ たことへの“処分”らしいが、ファンの視線は冷ややかだ。  AKBは“恋愛禁止”が建前だが、セーフとアウトの線引きが曖昧なことが大きな理 由だ。  例えば、ウエンツ瑛士との交際が報じられた大島優子、EXILEのTAKAHIR Oとの仲が週刊誌に載った板野友美は何のおとがめなし。いまだに選抜メンバーとして 活躍している。  かたや下位メンバーは悲惨だ。今年1月、“合コン画像”が流出した平嶋夏海、米沢 瑠美がAKB48としての活動を突如休止。4年前には交際相手のプリクラ画像が流れ た菊地あやかが出演停止状態となった。ほかにも「学業専念のため」といった、もっと もらしい理由で突然AKBを去るメンバーが珍しくない。  アイドルに詳しいライターのブレーメン大島氏が言う。 「なんだかかつての甲子園の常連校を見ているみたいです。レギュラークラスの少々の 不祥事には目をつむったり、モミ消したりするのに、監督や理事長に気に入られていな い補欠やベンチの選手の不祥事は一発でアウトになったりする。応援しているファンか らすれば不公平な感じがして興ざめです」  そもそも、指原のHKT移籍が“処分”といえるのかも疑問である。言葉が通じない JKT48(ジャカルタ)、TPE48(台北)に移籍し、雑巾がけをしてイチから出 直すならまだしも、人気上昇中のHKTではファンは納得できない。  また、HKTファンとしても“処分”された指原の加入を必ずしも歓迎していない。 むしろ迷惑というか、こんなのありかと受け取る向きもある。 「さしこが来たら東京のファンが交ざって博多の劇場公演の抽選が当たりにくくなる。 しかも、いきなりセンターポジションに座らせるつもりでしょ? そうしたら応援して きた“推しメン”の椅子が奪われる。メンバーにもファンにも不幸ですよ」(HKTの ファン)  指原は「がむしゃらに頑張る」と宣言しているが、この際、潔く“卒業”するという のが一番スッキリする方法ではないか。何事もケジメが大切では。 (日刊ゲンダイ2012年6月18日掲載)