AKB48メンバーが本物のウジ虫に悲鳴!「×ゲーム」撮影現場
6月25日16時49分配信
[eiga.com 映画ニュース] 「リアル鬼ごっこ」「親指さがし」などで知られる山田
悠介の原作を映画化した「×ゲーム」の撮影現場が公開され、主演を務める「D-BOYS」
の荒木宏文、「AKB48/渡り廊下走り隊」の菊地あやかと仲川遥香が取材に応じた。
D-BOYSとAKB48、映画「×ゲーム」でイメチェン!?
同作は、何者かに拉致された大学生の英明(荒木)ら小学校時代の同級生4人組が、
クジ引きでさまざまな“罰”が課せられる「×ゲーム」を強要されるという密室型サス
ペンス。ゲームがエスカレートし、仲間たちの友情が崩れ始めるなか、英明は小学校時
代のいじめられっ子・毬子が首謀ではと疑い始める。原作をもとにオリジナル脚本を作
成し、「お姉チャンバラ THE MOVIE」の福田陽平監督がメガホンをとる。
撮影が行われたのは、東京都・奥多摩の旧小河内小学校校舎。荒木演じる英明らの罰
ゲームが次々と撮影され、スケジュール表には「牛乳イッキの刑」「給食の刑」「スイ
カ割りの刑」「アツアツ雑巾の刑」「スーパーシッペの刑」といった文字が並んだ。「
給食の刑」として運び込まれた白米に生きたウジ虫が“踊って”いたため、カメラテス
トの段階から仲川の悲鳴が響き渡っていた。
荒木は、「やっぱり一番苦労したのは、ウジ虫ですね。この辺りは夜になると蛾(が
)だらけになるんで、虫には免疫がついたと思っていたんですが……。それになかなか
動いてくれない。“ウジ虫待ち”なんてこともありますよ」と吐露。プレイボーイとい
う役どころについては、「自分とは違うキャラクターなので、最初は戸惑いましたね。
演技スタイルも含めて、新しい挑戦になったと思う」。撮影期間は16日間とタイトだが
、「ちょっとグロテスクな面も含めて、徹底的にこだわり抜いて完成を目指したい」と
意気込んだ。
英明の初恋相手で、ゲームの参加者でもある智絵に扮する仲川は、特殊メイクで首か
ら胸元が焼けただれた痛々しい姿だ。「血のりパラダイスですよ」とニッコリ。初めて
の映画出演に「楽しいです! 舞台との違いは、演技や表情をもっとリアルに伝えなく
ちゃいけないところ。いろんな角度から撮られることを意識しています」と意欲的。ま
た、英明の恋人・理香子役の菊地は、「まだまだ(演技の)初心者なので、役に入り込
むまでに時間がかかります。でもお芝居は本当に楽しい」と話した。そして、「どんな
に仲が良くても、いざゲームが始まっちゃうと自分を守ることしか考えられなくなる人
間の心理は怖いですね」と振り返っていた。
「×ゲーム」はジョリー・ロジャー配給で、9月18日から全国で公開。
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