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第80回 全國高校野球選手權記念大會 文章出處http://www.asahi.com/koya98/kansen/kansen0812.html 甲子園で會いましょう 8月12日の觀戰記 あだち 充さん   個性派チームをつい應援したくなる でこぼこチームだね。ぼくがみた第7日のあるチーム。漫畫的キャラクターを 持った選手が多い。いかにもキャッチャーというガッチリした選手や背の高い 一壘手、小柄で俊敏そうな二壘手など。 相手チームが、甲子園に出てくる平均的なチームなのに對し、守備でも少し落 ち著きがないように見えた。ハラハラさせられる。こんなチームがファインプ レーでもしようものならすぐに應援したくなる。 夏の甲子園には、仕事も兼ねて1992年から每年來ている。試合も面白いが 、試合前のノックがこれまた樂しい。そんなに各チームの情報を仕入れている わけではないので、自分の目で見て、勝手に想像する。あの選手、あんなにポ ロポロやって大丈夫かな。送球がおかしいぞ、試合で出なければいいが。ふて ぶてしい態度だが、それだけ自信があるっていうことか---こんなふうに。      ◆     ◆     ◆      甲子園の良さは、人間のドラマがいっぱいつまっているということじゃないで すか。ぼくも作品の中で自分勝手に甲子園を舞台にしたドラマを描いてきたり はしたけど、本物の甲子園には、そして選手たちには、それぞれ本物のドラマ があるんだよね。 それは何も活躍する選手だけではなく、ベンチでずっと聲を出し續けている選 手でも同じ。球場に來て、外から見ていても感じるものはありますよ。 漫畫ならぼくの思う通りにストーリーを變えることができるが、甲子園ではそ うはいかない。相手がいることですし、選手自身がそれぞれストーリーを變え ようとぶつかり合う。そこもまた魅力。      ◆     ◆     ◆      野球まんがも、時代とともに變化してきたように、現實の高校野球も最近少し ずつ變わってきたんじゃないかな。 インタビューなんかを見てても、昔に比べると伸び伸びと答えてる選 手が多くなった氣がする。 髮形一つとってもそう---みんながみんな丸刈りって譯じゃないし、今っぽい カッコよさが光る選手もいる。 ただ、「普遍的なカッコよさ」というのはある。外見なんか關係なく、一生懸 命にボールを追う姿は、いつの時代になっても變わらないでしょう。 少し物足りなさを感じるのは、もっと個性のある選手が出てきてもいいという こと。打つ、走る、守る。どれもそつなくこなす選手が多すぎる。なんかやっ てくれそうな期待感を持たしてくれる選手。そんな意味では、負けたチームに も、けっこう個性派ぞろいのところがありますよ。(構成‧莊司信明) あだち みつる 漫畫家。1951年、群馬縣伊勢崎市生まれ。代表作に雙子 の高校球兒を描いた「タッチ」や「みゆき」など。80年代の若者に壓倒的な 支持を得た。現在も「週刊少年サンデー」で、「H2(エイチ‧ツー)」を連 載中。 (8月13日付朝日新聞朝刊スポーツ面揭載) -- 神樣が見たかったんだろ ~ 國見比呂 -- * Origin: 光之大陸 ★ 伊莉琴斯 * From: 211.74.61.228 [已通過認證]