き
い切りふんづけた ペダルはまるで
そら と いきお
空を 飛べそうなくらい 勢いをつけてまわった
の きみ うで
うしろに乗せた君の まわした腕が
つよ だ き
ぼくのこといつもより 強く抱きしめた気がした
かせ いろ おも だ
あの日の風の色は 思い出せるけれど
とき ひび
あの時のユメと日々は ずっとくすんだまま
あす まぶ えが
明日を眩しいくらいに うまく描こうとして
ぼくらはキレイな色をぬりすぎたみたい…
わる
ちょっとカッコ悪いことも こわれたユメの色も
ひろ いちど
パレットに広げ もう一度明日を描こう
かわぞ くだ だ い きんし
川沿いずっと下って 立ち入り禁止の
さく こ かせんしき さき
柵を 越え河川敷の 先までペダルをこいだ
じてしゃ な す みあ そら
自転車を 投げ捨てて 見上げた空
あざ こころ き
鮮やかなその色は 心から消えないのに
とき えがお
あの時の君の笑顔 思い出そうとしても
とぎ
なんかうまくいかなくて いつも途切れてしまう
かな
悲しいページなんて なかったことにしようとして
ぼくらはいくつも色をかさねてしまった…
しろ もど
きっとぬりすぎた色って 白に 戻れないけど
それでいい 新しい色で明日を描こう
パレットに広げ もう一度明日を描こう
ぼくらはキレイな色をぬりすぎたみたい…
ちょっとカッコ悪いことも こわれたユメの色も
明日を眩しいくらいに うまく描こうとして
きっとぬりすぎた色って 白に戻れないけど
それでいい 新しい色で明日を描こう
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