俳優・渡辺謙(47)が主演した映画「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウ
ッド監督、9日公開)が、6日(日本時間7日)米ニューヨークで行われた全米映画批
評会議で最優秀作品に選ばれた。同会議の賞はアカデミー賞の前哨戦として注目されて
いる賞で、同作品のアカデミー賞候補入りはほぼ当確。また映画「バベル」に出演した
菊地凛子(25)が新人女優賞を受賞。日本俳優陣のオスカー獲得が現実味を帯びてき
た。公開直前吉報 「硫黄島からの手紙」がオスカー前哨戦を制した。ニューヨークの
映画評論家約120人の投票によって決められる全米映画批評会議(ナショナル・ポー
ト・オブ・レビュー)で2006年の最優秀作品に輝いた。
同作は巨匠クリント・イーストウッド監督が、太平洋戦争の最激戦地の硫黄島を巡る
攻防を、日米それぞれの視点から描いた2部作の一つ。米国側にスポットを当てた「父
親たちの星条旗」もトップ10入り。「硫黄島-」は全編日本語で描かれ、全編外国語
の映画としては初の快挙だ。
同映画会議は95年の歴史を誇る権威ある賞。ゴールデン・グローブ賞とともに、ア
カデミーの前哨戦とされているが、毎年の賞レースの先陣を切って発表されるだけに、
影響力は大きい。
02年のアカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した「千と千尋の神隠し」(宮
崎駿監督)が同映画会議でアニメ賞を受賞し、弾みをつけてオスカーにつながった。
主演の栗林中将を演じた渡辺謙は「ラスト サムライ」で03年度のアカデミー賞の
助演男優賞にノミネート。「硫黄島-」のキャンペーンでロサンゼルスから帰国したば
かりの渡辺は「始まりましたね!(ロスの)ジャーナリストは、映画に描かれた事実を
知るのが初めてということもあり驚いていた。すべてを受け止めてくれたと思う。手ご
たえを感じました」と喜んだ。
ほかにも、伊原剛志(43)加瀬亮(32)中村獅童(34)二宮和也(23)が出
演。中でも二宮の演技は米国での評判も高く、こちらでもオスカーの候補、と期待され
ている。その二宮は「一層、日米両国での関心が高まってくれたらうれしい」とコメン
トを寄せ、獅童は「このことを硫黄島で戦った方たちに最初に届けたい」。米国は20
日公開。公開前にこの上ないうれしいニュースとなった。
(スポーツ報知) - 12月8日8時2分更新
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