硫黄島、オスカーへの手紙だ…“前哨戦”Gグローブ賞ノミネート
米アカデミー賞の
前哨戦「第64回ゴールデングローブ賞」の候補作品が14日、米ロサンゼルスで発表
された。俳優・渡辺謙(47)主演の米国映画「硫黄島からの手紙」(公開中)は外国
語映画賞でノミネート。全編日本語製作の作品では90年の「乱」(黒澤明監督)以来
となった。また映画「バベル」(来年4月公開)に出演した菊地凛子(25)が助演女
優賞でノミネート。授賞式は現地時間1月15日に行われる。
クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」。全編日本語で製作されたハ
リウッド映画の同作品は米アカデミー賞の“前哨戦”といわれる賞を次々に制していた
。
6日の全米映画批評会議(ナショナル・ボード・オブ・レビュー)で最優秀作品賞、
10日にロサンゼルス映画批評家協会賞でも最優秀作品賞にも輝いた。1944年に設
立されたハリウッド外国人映画記者協会所属の約100人の投票で決まる「ゴールデン
グローブ賞」は、全編日本語のために外国語映画賞でのノミネートとなった。
同賞での全編日本語作品の外国語映画賞部門でのノミネートは90年の「乱」(黒澤
明監督)以来。黒澤監督は計5度、市川崑監督も「太平洋ひとりぼっち」などで2度ノ
ミネートされているが受賞は逃している。
同賞は、03年に渡辺謙が「ラスト サムライ」で助演男優賞にノミネートされてい
る。今回も、ノミネートが期待されたが、同作品での日本人俳優のノミネートはなし。
監督賞としてクリント・イーストウッド監督は「硫黄島─」に加え、米国側からの視点
で描いた「父親たちの星条旗」の両作でノミネートを果たすなど、オスカーに向けて期
待を持たせている。
◆菊地凛子は助演女優賞
○…菊地は、ろうあの女子高生役で全裸の体当たり演技を見せた映画「バベル」で
助演女優賞にノミネート。同部門での日本女優は「サヨナラ」(1957年)に出演し
たナンシー梅木以来、約半世紀ぶり。菊地は全米映画批評会議で新人女優賞を受賞。「
演技に順位は付けられないものだと思いますが、多くの方に見ていただけることがうれ
しい」とコメント。同作は、ほかにもブラッド・ピット(42)が助演男優賞の候補な
ど最多7部門でのノミネートを果たした。
映画
(2006年12月15日06時03分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061215-OHT1T00087.htm
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