【ソウル11日】人気グループ、嵐がソウル市内のオリンピックホールで、9月から
展開してきた海外公演を締めくくるコンサートをスタートさせた。ジャニーズ事務所の
アーティストとしては韓国での単独公演は初めて。運送費を含め設営に1億円近くをか
けた豪華ステージの上、メンバーもノリノリで、昼夜2公演で8000人のファンを熱
狂させた。
ソウルに嵐が“降臨”した。韓国の秋特有の冷気を吹き飛ばし、4000人の観客で
満員の会場は終演まで熱気ムンムン。ファンの絶叫が途切れることはなかった。
そんな韓国のファンの大歓迎に、メンバーは歌に踊りにトークにと大ハッスル。ヒッ
ト曲「ARASHI」「サクラ咲ケ」など全25曲を熱唱。松本潤(23)がソロの場
面でボディーガードをつけずに、客席で歌う“国際親善”シーンまで見られた。
特に観客のハートをわしづかみにしたのは終盤。22曲目の「感謝カンゲキ雨嵐」を
歌う前には、二宮和也(23)が「ピョンセン カッチヘヨ(一生ついてきてね)」、
松本が「アラシヌン ヨロブヌル サランヘヨ(嵐はみんなを愛しています)」などと
5人がそれぞれ韓国語であいさつ。その後に「感謝-」の1コーラスを韓国語で歌うと
会場のボルテージは最高潮に達した。
舞台も豪華そのもの。嵐のために開発された移動ステージなどセット一式は、日本か
ら1億円をかけ持ち込んだ。効果は絶大。ステージが動くたび、客席からひときわ大き
な声があがっていた。
9月の台湾を皮切りに初の海外公演を展開してきた嵐。そのファイナル公演となった
韓国コンサートは、わずか1時間でチケットが売り切れる人気ぶりとなった。
5人もファンの熱い反応に、確かな手応えを感じた様子。「嵐コールがすごかった」
。大野智(25)がそう感激をあらわにすれば、櫻井翔(24)は「ヤケドしそうな熱
を感じました。次のステップでは、より高めを目指したい」と興奮を隠さなかった。
12日も同所で公演を行い、韓国では2日間4公演で1万6000人を動員する予定
。松本は「お客さんがいる限り、日本だけではなく、活動していきたい」と、早くも“
次回海外公演”へ意欲を見せていた。
(サンケイスポーツ) - 11月12日8時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061112-00000032-sanspo-ent
--
※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
◆ From: 218.172.84.195