“韓”謝“韓”ゲキ雨「嵐」 【ソウル(韓国)11日】人気グループ嵐が当地のオリ
ンピックホールでジャニーズタレント初の韓国単独コンサートを行い、今後のアジア本格
進出に意欲を見せた。9月に台湾からスタートしたアジアツアーの最終地。大歓声に迎え
られた5人は移動ステージや台車に乗りファンに最接近。客席のど真ん中でパニック覚悟
の熱唱を見せた松本潤(23)は「ファンがいる限り、いろんな所で活動したい」と定期
的な開催に自信を深めた。公演は12日も行われる。
日本では見られない光景だった。松本はソロ歌唱中に、客席ど真ん中に移動。ファン
が松本めがけて殺到し、一斉に手を伸ばした。一歩間違えればパニックになる演出だが、
間近で姿を見せたいとの本人の強い希望から決行した。その思いはほかの4人も共通。2
階席は台車に乗り手が届く位置に接近。メンバーの体に触り、泣き出す女性もいた。
12日と合わせ、昼夜2回ずつ計4公演のチケットは1時間で完売。日本からも計1
000人が観戦ツアーで上陸した。ライブ中は耳をつんざくような声援がやまず、櫻井翔
(24)は「台湾と違い、やけどしそうな熱を感じた」と驚くほどだった。
デビュー8年目で初の海外公演となるアジアツアーを、9月に台湾からスタート。タ
イはクーデターの影響で中止になったが、韓国は9月22日に光州での音楽イベントに出
演。単独公演は今回が初めてで、ジャニーズ勢の先陣を切った。7月末に公演3都市を回
る会見ツアーを行った際、韓国に最多のファン1500人が殺到。絶大な人気が歴史的公
演を後押しした。
大野智(25)は「チグンカジ キダリョチュウショソ コマオヨ(今まで待ってい
てくれてありがとう)」と韓国語で感謝。二宮和也(23)は「ピョンセン カチヘヨ(
一生ついてきて)」と呼び掛けた。続いて韓国語で「感謝カンゲキ雨嵐」を披露し、40
00人を大喜びさせた。
今後の本格的なアジア進出に意欲的。櫻井は「確かな手応えを感じた。より高みを目
指したい」。トークは通訳が入ったが、“時差”なく反応があることもしばしば。「ぼく
らをきっかけに日本語を勉強しようと思った人もいるだろうし、貴重な異文化交流の機会
になった」と松本。「ファンがいる限り、いろんな所で活動するのが僕らの願望」と定期
開催実現へ自信を深めていた。嵐は来年1月3~5日に横浜アリーナで、7、8日に大阪
城ホールでツアー凱旋記念公演を行う。
(2006年11月12日06時00分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061112-OHT1T00059.htm
--
※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
◆ From: 61.217.111.115