松本潤(嵐)24時間テレビドラマスペシャル「みゅうの足(あんよ)パパにあげる」
北京五輪の興奮が冷めやらぬまま、今週末には日本テレビ恒例の24時間テレビ31
「愛は地球を救う」(30日午後6時半~31日午後8時54分)が始まる。今年のテ
ーマは「誓い~一番大切な約束~」で、メーンパーソナリティーは4年ぶり2度目の挑
戦となる嵐の5人。まさにオリンピックイヤー・アイドルだ。
その中で俳優として成長著しい松本が番組内のドラマに主演する。手足が動かなくな
る10万人に1人の難病、CIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)を宣告された山口
隼人さんの闘病記を映像化した作品だ。
「実在の人を演じるのも初めてなら、ハンディキャップを負った人物も初めてで、身
が引き締まる思いでした。でも原作はユーモアにあふれた前向きな作品。実際に山口さ
んにもお会いしましたが、とても明るい方です。その原動力はきっと家族がいてこそで
、きずなの強さを感じました」
昭和54年生まれの山口さんは、結婚後の25歳のときにCIDPに発病し、現在も
病気と闘っている。松本は撮影で車いすに乗ったが、「サイコロ1個分の段差でも動か
ないことがあった。今の日本では本当に不便だなあと実感しました」と神妙な面持ちで
話す。
妻を香里奈、娘のみゅうを畠山彩奈が演じる。「父親役も初めてで、ずっと親バカし
てました。タイトルになっているみゅうちゃんの言葉に対し、原作には『そのひと言だ
けで一生分の親孝行をしてもらった』と書いてある。些細(ささい)な一言で人は救わ
れるのだと思います」
河野英裕プロデューサーはドラマ化を決意した理由について、「簡単なことで命が損
なわれてしまう今の時代に、この主人公は、人生の途中で突然理不尽な目に遭っても、
『世の中は捨てたものではない』と著書の中で訴えてくれている」と話す。
松本はドラマ以外でも、カンボジアに行ってHIV(エイズウイルス)の母子感染の
現状を伝えたり、ハンディを抱えた海外のダンスチームとのパフォーマンスを披露した
りする。くしくも30日は25歳の誕生日。番組のテーマでもある新たな「誓い」を立
ててもらったら、「うそをつかないこと」だった。(松本明子)
■松本潤(まつもと・じゅん) 昭和58年8月30日生まれ、東京都出身。嵐の最
年少メンバー。平成11年、「A・RA・SHI」でCDデビューして以来、「SUN
RISE日本」「Happiness」「Step and Go」など多数のヒット
曲がある。個人では、俳優としてドラマ「ごくせん」「花より男子」「バンビ~ノ!」
、映画「隠し砦の三悪人」、舞台「エデンの東」などに出演。
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