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●11129 112/26 LeeSEAL □ [閒聊] <小獸愛艾琳>作者上橋菜穂子 自嗨14 文章代碼(AID): #1BDTsbmv 作者: LeeSEAL (自古英雄多荒唐) 看板: C_Chat 標題: [閒聊] <小獸愛艾琳>作者上橋菜穂子 自嗨14 時間: Sat Dec 26 17:55:45 2009 http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/kemono/p2.html 先摘要重點 『獣の奏者』は、<I 闘蛇編><II 王獣編>で完結した物語でした。 動畫<小獸愛艾琳>大致是以<1. 鬥蛇篇>和<2. 王獸篇> 構成整體的. <I 闘蛇編><II 王獣編>が「人と獣」の物語であるとすれば、 <III 探求編><IV 完結編>は、「人々と獣たちの歴史の物語」なのかもしれません。 如果說1+2是人和獸的(神話)故事的話, 那探求篇和完結篇就是人與獸的歷史故事了. 其餘只是剪貼 XD 因為中文小說都要出了我懶得翻啊啊啊 ( ̄▽ ̄#)﹏﹏ part.1 『獣の奏者』は、<I 闘蛇編><II 王獣編>で完結した物語でした。 <II 王獣編>のあとがきに書いたように、あの物語は、獣(遠い他者)に向かって、 ひたすらに思いを伝えようとする人の姿を描いたもので、その結末としては、あれがす べてだと感じていたからです。その思いは、いまも変わっていません。 ただ、敬愛する作家の佐藤多佳子さんが、「もっと読みたい……。この完璧な物語の完 璧さが損なわれてもいいから」と書いてくださっているのを読んだとき、そうか、そん なふうに思っていただけるほど、エリンたちは「生きて」いるのだなと、とてもうれし かったのと同時に、なるほど、続きが読みたいと言ってくださる読者たちは、エリンの その後が知りたいのだろうなと気がつき、「エリンのその後」を書いてみようか、と、 少しだけ気持ちが動いたのでした。 それでも続編をなかなか書けなかったのは、私にとっては、あの物語は、きれいな球体 のように閉じた物語だというイメージがあって、その後に何かをくっつけた感じにはし たくなかったからなのです。 ところが、です。 2007年の夏にアニメ化の話が舞いこんできて、もう一度『獣の奏者』を読みなおしなが ら、監督たちと「物語の解体作業」を行ったとき、脳髄を直撃するような「発見」があ り(自分で書いた物語なのに、読み直してみて気づくところが変かもしれませんが)、 それに気づいたとたん、この世界の「歴史」のようなものが、心に浮かびあがってきた のです。 エリンという<獣の奏者>へと続いてきた道と、その先に続いていく道。人という生き 物の群れの、滔々たる流れのようなものが見えた瞬間、これを書きたい、と思ったので した。 エリンが私の中で再び呼吸しはじめたとき、生意気なチビすけ、ジェシが心の中に生ま れでて、一気に物語が立ちあがっていきました。 <I 闘蛇編><II 王獣編>が「人と獣」の物語であるとすれば、<III 探求編><IV 完結編>は、「人々と獣たちの歴史の物語」なのかもしれません。 今度こそ、この物語は完結しました。でも、流れている大河の音は、いまもわたしの耳 の底に響いています。 あとがきより part 2. 21世紀の名作アニメ」  先日、NHKで『獣の奏者エリン』の記者発表が行なわれました。  立ち見が出るほどたくさんの記者さんたちが来てくださっていた会場の、大きなスク リーンで、第一回の放映を見たのですが、スキマスイッチが歌う「雫」(これが名曲! !)とともに動いていくオープニングの映像を見ているだけでもう、ぎゅっと胸をしめ つけられてしまいました。  デザイン化された絵本のような色彩の映像と、リアルな母娘のうごき、そして、光を 弾いて天を舞う王獣……!  このオープニング(そして、Cossamiが唄う可愛い歌とと もに動くエンディング)には、『獣の奏者エリン』というアニメをどう創ろうとしてい るか、その心意気がよく表われていて、私は本当に好きです。  記者会見で私は、このアニメを「21世紀のハイジ」を目指したと言いましたけれど、 その言葉の裏には、けっこう、さまざまな思いがこめられているのです。  『獣の奏者』を読んでくださった方なら、この物語が、どれほどハードで、厳しいも のを秘めているか、ご存知だと思います。  その一方で、『獣の奏者』は、重く厳しいだけの話ではなくて、陽だまりの花畑のよ うな明るさと、のんびりとした暮らしの匂いもある物語です。  しかも、主人公は10歳から14歳、そして大人へと成長していきます。  明るさと重さ、単純さと複雑さ、子どもの物語と大人の物語……そんなニ面性をもっ ているこの物語を、両方を大切にしながら、しかも、子どもにも楽しんでもらえるアニ メにするには、いったい、どうしたらいいのだろう?  それを、浜名監督や藤咲さんたちと話し合って、出た答えが、「21世紀の名作アニメ 」だったのです。  「名作アニメ」って、なんでしょう?  私は、それを「日々を暮らしていく子ども たちの目から見える世界を、たんねんに描いたアニメ」じゃないかな、と思っています 。  ハイジ、ムーミン(あれも、一応、トロールの子ども?)、マルコ、ラスカル、コナ ン、宝島、そして、ホルス……私が子どもの頃に愛していた「名作アニメ」はみんな、 子どもの目から、世界が描かれていました。  だからといって、単純だったなんてことはなくて、実に豊かで、わくわくするような 、波乱万丈の物語が展開していくわけですが、それでも、「視線」がちゃんと主人公の 目から描かれていたので、子どもの私でも、ドラマがどんなに複雑になっても、手に汗 握りながら、ついていけたのです。  よーし、これだ! ということになって、まず始めたのが物語の解体作業(笑)でし た。10歳の頃のエリンにとって、お母さんとの暮らしや、闘蛇や、ほかの大人たちがど う見えたのか、ひとつひとつ丹念に物語にして描いていけば、きっと、子どもたちも、 エリンの気もちになって追いかけてくれる。  そうやって描いていけば、エリンが14歳になっても、19歳になっても、物語が、どん どん複雑になっていっても、子どもたちが置いてけぼりになることはないでしょう。  もうひとつ、ドーンと出されたアイディアが、「表現」でした。  花畑の中に立つ少女エリン──キャラデザをしてくださった後藤さんの魅力全開の、 あの絵を見たとき、私は、ああ、これでもう大丈夫だ、と思いました。 あの絵の、のんびりとしたふくよかさ、絵本のような良い意味での単純さは、私の物語 がもっているシビアな重さを「胸を貫く冷たい刃」ではなく、「胸をしめつける深さ」 に変えてくれたからです。 子どもの頃に出会って、愛したアニメは、大人になっても、心の底に陽だまりのように 輝きつづけます。そういうアニメになってくれればいいと願いながら、いまも、作業は 、忙しく続いています(笑)  「20世紀の名作アニメ」ではなく、21世紀の新しい何かを秘めたこのアニメ、50回の 長丁場ですが、大河ドラマを楽しむように、楽しんでいただけたらうれしいです! part 3. びょうびょうと風が吹く真っ暗な夜の崖の上に、ひとりの女が立っていて、一心に竪琴 を奏でている。いったい誰にきかせているのか、目をこらしてみると、向かい側の崖の 中腹に、いくつもの光が見える。──獣の目だ。大きな大きな獣が、あそこにうずくま って、竪琴の音を聞いているのだ……。    こんな光景がいきなり頭に浮かんできて、生まれたのが『獣の奏者』という物語でし た。    決して人に馴れぬと考えられてきた巨大な獣と、心を通わせるすべを見つけてしまっ た娘の物語は、書き始めるや、あっという間に広がっていって、気がつくと上下二巻も の分厚い物語になっていました。    こんな分厚い物語を手にとってくださる読者がいるのだろうか、と不安に思っていた のですが、ありがたいことに出版されるや、多くの方々が手にとってくださって、いく 度も重版を重ねて、今に至っています。    親本(ハードカバーの本)は、大人が手にとっても違和感がないように、漢字が多く 、挿画もない形にしたのですが、今度、この本が、子どもたちにも、より親しみやすい 「青い鳥文庫」の形でも出版されることになりました。その上、表紙と挿絵を描いてく ださった武本糸会さんが、この物語をマンガにして、『月刊少年シリウス』で連載する ことにもなり、なんだか、一気に枝が伸び、青い葉が芽吹いていくのを見ているようで 、わくわくしています。    もともと、ひとつの生々しい光景から生まれた物語ですから、味のある武本さんの筆 でマンガとして描かれたら、きっと魅力的な作品になるに違いありません。    ひとつの物語から勢い良く芽吹いていく若葉たちが、この物語をどんな姿の大木にし てくれるか、見守っていただければうれしいです。 -- "中二, 中二" 沒想到這中二也會害羞, 真是人神共憤, 還好這是最後一集了我們原諒他. "怎麼都不叫我名字?" "怎麼活了?" 中二似乎想起一些事情, 所幸正妹能登不以為意, 只淡淡地說: 我叫你名字,你也要叫我名字.....不多說了, 你最壞了啦後, 回兩人所愛的地球去. -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 61.57.86.248
LeeSEAL:<香格里拉>? 哭哭中 XDrz 12/26 17:57
pl726:台灣好像會先進香格里拉的漫畫... 12/26 18:33