取自日站cd-box聽寫:
http://www16.atpages.jp/soshibot/
http://blogs.yahoo.co.jp/someiyoshino212/7818615.html
明日、自分がどこにいるかもわからないとしたら。どんな希望があるというのだろう。
自分がどこから来たのかを、必死に思い出す以外、何の慰めもありはしない。そういう
世界が、そのとき、彼の目の前に広がっていた。#12
君は僕の出来ないことを、いつも簡単にやってみせるね。それはきっと、翼を持ってい
るからだと思う。君はその翼で、彼に僕らの思いを届けてほしい。ずっと言えなかった
…あの言葉を。#13
まだ一度も開いた事のない扉があるとしたら、
何の為にそれを開くのだろう。
逃げ出す為。進む為。或は…何処かへ帰る為。
開く事でしか分からない扉が、その時、目の前にあった。#14
失ったものと、まだ失われずにいるものと。どちらが大事か…答えは分かっていた。だ
から先へ進んだ。遠ざかるものと、これから訪れるものの狭間にあるものを守るために
。ただ、進んでいった。#15
罪を背負う事で 大切な人を守れるなら、
きっと迷わずそうするだろう。
支配する事でしか守れないなら、きっとそうするだろう。
守られる者が、守る者になる、その時まで、そうし続けるだろう。#18
全てが変わっていくのだという者がいる。変わらないものもあると信じる者がいる。
自分も変わりたいと思う者がいる。
きっと、皆が少しずつ正しくて。だから、僕らは一緒にいるんだ。#19
僕等の声は 何処まで届くのだろう。
受け継がれる灯火の数だけ 哀しさがあるとしても、
その輝きが 生きたという証である限り
僕等は声を上げ続けるだろう。
この先に、まだ未来はあるのだと・・・
声を限りに 伝え続けるだろう。#20
取り戻せない過去。届かない未来。その間で生きる僕たちは、いつも どこかに帰るこ
とで、過去と未来を結んでいたんだ。そのことが僕たちの最後の希望だった。最後の道
のりを照らす、ただ一つの光だった。#24