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皇「トレミーを軌道変更、最短距離でオービタルリングへ向かって」 ツエーリ「了解です」 皇「各マイスターはガンダムで待機。イアン、ガンダムの整備状況は?」 阿伯「エクシアは終わってる。だがデュナメスは脚部のジェネレーターが使えん。    装甲もはずしたままだ」 皇「欲しい機体が…… キュリオス、ヴァーチェを先行発進させて!」 シエラ「分かりました」 錄音「フェルト、生き残れよ」 フェルト「うん」 シエラ「トレミー、カタパルトモードに移行します」 皇(数十万もの通信装置をばら撒いて、   GN粒子の通信遮断領域を特定してくるなんて。   こんな物量作戦が行えるのは、おそらく人革!) 皇「状況は?」 シエラ「だめです。敵通信エリアから抜け出せません!」 皇「オービタルリングの発電衛星へ向かって。   あそこは電磁波の影響で通信空白地帯になる。状況を五分に持ち込めるわ」 ツエーリ「了解です」 シエラ「キュリオス、発進しました。     ヴァーチェをカタパルトデッキへ移行させます」 ラッセ「ガンダム二機で陽動作戦か」 皇「それもあるけど」 フェルト「遅れました」 シエラ「フェルト、発進シークエンスをお願い」 フェルト「了解」 阿伯「左足は応急措置で固定用軸をつけた。だが火器管制の調節が……」 錄音「撃てればいいさ!」 哈囉家族「がんばれ がんばれ」 絕望「ヴァーチェ、ティエリア・アーデ、行きます」 人員「中佐、オービタルリングへと向かっている通信遮断領域が、    更に二か所増えました」 大叔「ガンダムが分散したのか?いや、これはガンダム二機を発進させての陽動だ。    となれば、第一通信遮断ポイントになるのは、    ソレスタルビーイングの宇宙輸送艦である可能性が高い。    ふ、ならばその陽動に乗り、陽動をさせてもらう。    一番から三番艦、モビルスーツ全機発進。    二番三番の操舵士は自動操舵に切り替え、ブリッジ分離の後、基地へ帰投せよ。    三番艦、第三通信遮断ポイントをトレースするのを忘れるな」 人員A「一番艦から三番艦、モビルスーツ全機発進。    予定通り一番艦後方で、縦列待機に入ります。」 人員B「二番、三番艦、ブリッジ離脱。    三番艦、第三通信遮断ポイントへのトレース開始。    二番艦、第二通信遮断ポイントへをトレース、軌道変更に入る」 大叔「本艦は一番艦を主軸として、第一通信遮断ポイントをトレース。    目標は、敵輸送艦と推測。捕捉次第、作戦行動に入れ」 シエラ「トレミー、オービタルリングの電磁波干渉領域に入りました」 フェルト「光学カメラが敵部隊を捕捉」 剎那「来たか?」 シエラ「最大望遠、モニターに出ます」 フェルト「接近する艦船は、人類革新連盟軍、多目的輸送艦EDI402ランホゥ、      4隻と断定」 シエラ「2隻がそれぞれ左右に展開してます。     恐らく、キュリオスとヴァーチェの攻撃に向かったかと」 皇「やられた。 アレルヤたちへの通信は?」 シエラ「電磁波干渉領域です。無理ですよ」 皇「リヒテー、軌道を急速変更、   オービタルリングを盾にしてㄝ敵艦との距離をとって」 ツエーリ「りょ、了解」 人員「敵艦軌道変更、オービタルリングの陰に隠れました」 大叔「なかなかやる、敵艦の船影は出せるか?」 人員「AIによる補正が入りますが」 大叔「かまわん、出せ。 これがソレスタルビーイングのスペースシップ……    このようなものまで所有する規模が、あの組織にはあるというのか」 皇「全乗組員に戦術予報士の状況予測を伝えるわ。   接近する艦船はは輸送艦、ラオホゥ2隻、恐らく、   そこに敵戦力のすべてが集中しているはずよ」 シエラ「どういうことです?」 ラッセ「敵艦2隻がキュリオスとヴァーチェの迎撃に向かったはずだ」 皇「本来はそうして欲しくなかったの。   最初のプランでは、こっちの陽動を見抜いた敵艦隊たちがアレルヤたちを無視、   直接本艦へ向かう。   そうなれば予定通り敵艦の向こうに回り込んで挟み撃ちできたんだけど。   敵は、こっちの陽動を陽動でこたえたのよ。   恐らく、攻撃に向かって敵輸送艦に搭載されたモビルスーツはすでに発進済み。   逆に、アレルヤとティエリアは今ごろ、輸送艦の迎撃に時間をとられているはず」 絕望「手間をかけてくれる」 阿雷「モビルスーツが搭載されていない?まさか」 皇「敵の陽動を受けたアレルヤたちが戻ってくるのは、私の予測だと6分。   その間、敵モビルスーツの波状攻撃を受けることになる!」 錄音「ミス・スメラギがそう予測する根拠は」 皇「18年前、第四次太陽光紛争時に、これと同じ作戦が使われたわ。   人革連の作戦指揮官は、ロシアの荒熊の異名をとる、セルゲイ・スミルノフ!」 大叔「本隊の作戦開始時間だ、命を無駄にするなよ!」 フェルト「エクシア、デュナメス、コンテナハッチオープン。      エクシアは、プトレマイオス前面で、迎撃態勢で待機。      デュナメス、脚部をコンテナに固定、GNライフルによる      迎撃射撃状態で待機」 ラッセ「トレミーのプライオリティを防御にシフト、通常電源をカットする」 シエラ「ほ、本当に戦うの?この船、武装ないのに」 ツエーリ「ガンダムが、いますよ!」 シエラ「二機だけじゃない?」 皇「さぁ、そろそろ敵さんがお出ましよ!360秒耐えて見せて!」 フェルト「リングの影から、敵輸送艦出現」 皇「デュナメス、砲狙撃戦開始!」 錄音「行けよ! 機体重量の変化で照準がずれてやがる!」 哈囉「ハロ修正、ハロ修正」 錄音「時間がねえ!手動でやがる!」 フェルト「ミサイル接近、数24!」 錄音「狙い撃つぜ!」 剎那「しまった!」 皇「GNフィールド展開!」 シエラ「りょ、了解!」 皇「この速度……無人艦による特攻だわ!」 シエラ「と、特攻って……そんな!いやーー」 錄音「やらせるか!」 皇「GNフィールド再展開!」 シエラ「いや、いや……」 皇「クリス?!」 シエラ「早く来て、アレルヤ。あたし、死にたくない……」 皇「クリスティナ・シエラ!」 フェルト「生き残る!」 フェルト「全員、生き残るの」 シエラ「フェルト……」 皇「フェルトの言う通りよ!私たちは生き残る。凌ぐのよ!なんとしても!」 錄音「敵モビルスーツ部隊を確認した」 錄音「輸送艦の後ろに隠れてやがったのか?」 剎那「敵総数、36機」 錄音「しゃれたマネを!」 錄音「死角に入られた。ブリッジ!コンテナを回してくれ!」 剎那「誘っているのか? 前に出れば防御が薄くなる!」 錄音「とられた! またかよ!」 ラッセ「敵さん、および腰だ!」 ツエーリ「この程度の攻撃なら、GNフィールドで対応できる!」 フェルト「クリスティナ」 シエラ「分かってる、フェルト、もう少し、もう少し……」 皇(モビルスーツの艦船攻撃のセオリーから外れた遠距離攻撃……   そう、そういうことだったの?   人革連……いえ、セルゲイ・スミルノフの今回の目的はトレミーじゅない、   ガンダムの鹵獲!)  「私の予想がハズレたというの?そんな、もう間違わないと決めたのに!」 阿雷「捉えたぞ。 !なんだこれは? 機雷群? 誘われた!」 阿雷「この程度でキュリオスが……    うっ、なんだ、この頭を刺すような痛みは……    同じだ、あの時と、同じ痛み!何が……    一体何が?あの機体は……知っている……知っているぞ!」 〔阿寶〕 罠にはまったソレスタルビーイング。 キュリオスはその中で覚醒を促され、ヴァーチェが隠された能力を曝け出す。 次回 ガンダム鹵獲作戦 天使の羽が空を舞う -- ┌────────────────┐  吉野龍田花紅葉 更品越路月雪  [amemura] └────────────────┘ http://amemura.storists.net/ -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 124.208.235.95