イチロー猛打賞2打点!川崎と最強2、3番
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000001-sanspo-base
【ピオリア(米アリゾナ州)6日(日本時間7日)】今季から3番を任されている米
大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(38)がレッズ戦で3打数3安打2打点と活
躍。オープン戦3試合目で覚醒した。「2番・二塁」で起用されたマイナー契約の川崎
宗則内野手(30)も四球やバント安打でチャンスメークし、2打数1安打。初結成の
“2、3番コンビ”が、マ軍再建へ希望の光を灯した。
ムネがつないで、イチローが返す。初めて打順が並んだ2人が機能した。三回無死一
、二塁で川崎が一塁線に転がす絶妙のバント安打。続くイチローが三遊間を破り先制。
一挙5点のビッグイニングにつなげた。
「僕のことなんてもういいッスから。ムネのきょうのあのバントはすごいでしょ」
一回は一死から川崎が四球で歩き、イチローがオープン戦3試合目で初安打となる左
前打。イチローは四回二死一、三塁でも初球の外角低めをとらえて右前適時打にし、3
安打2打点。ついに目を覚ました。試合後は、ロッカーが隣同士の2人の掛け合いが始
まった。
川崎 「僕に聞いてください。きょうは僕の記念日なんで」
イチロー 「テンション上がるよね。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック
)でも一緒にやったことなかったっけ?」
川崎 「やったことないッス」
イチロー 「神戸の自主トレだけか。なにげにそうなんだよね」
川崎 「だからきょうは、これはイケるかなって」
マイナー契約からメジャー昇格を目指す川崎の明るさが、イチローのバットに火をつ
けた。昨季チーム打率・233、556得点といずれも大リーグ30球団最下位に沈ん
だ貧打を立て直すべく、昨季チームトップの得点圏打率・302をマークしたイチロー
は定位置の1番からポイントゲッターの3番を任されることになった。「僕が僕である
ことは変えられない」と言いながらも、川崎という相棒を得たイチローの舌は滑らかだ
った。
「ダッグアウトで野球の話をきっちりできるのは次につながっていく。今まで1人で
処理してきた情報を共有して何かを生み出す。一緒にプレーしているとそういうことが
生まれる」
イチロー自身が“川崎効果”をもっとも強く感じているようだ。メジャーの舞台でも
「2番川崎、3番イチロー」が実現すれば、低迷するマ軍に大きな刺激を与えることは
間違いない。
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