生田斗真「脳男」初日に意欲新た「日本文化を支える人間になりたい」
2013年2月9日 11:52
[映画.com ニュース] 生田斗真の主演映画「脳男」が2月9日、全国302スクリーンで
公開された。生田は、共演の松雪泰子、江口洋介、二階堂ふみ、太田莉菜、瀧本智行監
督とともに東京・TOHOシネマズスカラ座で舞台挨拶に立った。
生田は、クランクインの半年前から厳しいトレーニングを重ねてきただけに「恥ずかし
げもなく言わせていただくと、むちゃくちゃいい映画になったと思う。自信あります!
」とニッコリ。瀧本監督は、「原作は2000年に発表されたのですが、その時点で映画化
の話があった。構想10年と言いますが、まさにそうやって出来上がった映画」と封切り
の喜びをかみ締めていた。
連続爆弾魔という役どころに扮した二階堂は、劇中で生田から首を絞められるシーンが
あったという。生田は、「監督が『もっと絞めてください』と言うので、その通りやっ
たら、ふみちゃんがバタッと落ちちゃって……。すごくトラウマになっています」と告
白。一方の二階堂は、“病的に痩せて”という瀧本監督の要望に応えるために壮絶なダ
イエットに臨むなど、厳しい現場を経験した。それだけに、「『みんな死ね』と思って
演じていました。首を絞められたときは、フワッといっちゃいました。未知なる体験で
した」と独特の言い回しで場内の笑いを独り占めしていた。
この日は、生田と瀧本監督が舞台挨拶を10回敢行するそうで、生田は「こんな作品が日
本でも作れるんだという証になったと思います」と客席に訴えた。さらに、「日本の映
画だって、文化だって負けていない。素晴らしいんだぞということを伝えていきたい。
日本の文化を支える人間になりたいと思います」と力強く語った。
(映画.com速報)
新聞來源:http://eiga.com/news/20130209/2/