10.Happy hungry days
出会った場所がステレオのスピーカーでも、ライブ会場
でもなく、テレビから(ケンタッキー.フライドキチン
CM)だったという驚き。そしてライヴで初めて最後ま
で聴いた時、すべてを振り切って突っ走りたいと願う4
人の姿と見事にオーバーラップして響いた感動。しかも
ライヴで聴く度、そのスピードは加速してる気すらして。
11.ひとり駆け落ち
親の都合で離れ離れになる2人。この題材まではヨシと
しよう。しかしそこから「ひとり駆け落ち」なんていう
テーマ&タイトルにどうやらったら辿り着くの?どこの
引き出し開ければ出てくるの?!チャコフィルはど真
ん中バンドと思われがちですが、反面、奇想天外神出
鬼没な遊び心を持ったチャレンジャーでもあるのです。
12.Brand-New Myself~僕にできること
「卒業」が次のステップだとしたら、「Brand-New
Myself~」はそれをよりみんなの耳に伝えてくれた曲。
“駄目な自分”……最初に聴いた時には度肝を抜かれた
この出だしも、曲が終わる頃にはすっかりポジティブな
言葉へと変換。そのくらい歌が、言葉の意味ではなく気
持ちが伝わってくる曲なのだ。
13.White winter song
winterと名乗りつつも、描かれているのは寒さや冷た
さではなく、そんな季節だからこそ大切に思う温もりだ
し。歌は間違いなくスウィートなのに、演奏はどういう
わけかへヴィネスが溢れてこぼれ出してるし。こうして
文字にしてみたら一体どっちやねん!だけど、実際の
音には一切ブレがないのです。これぞチャコフィルのラ
ブソング、なのです。
14.Liberty
個人的に最近のライヴのイチオシ。短い曲ですが、そ
こには彼らのバンドとしての楽しみや勢い、強さや弱さ、
個々の個性や可能性、いろんなものがギュッと濃縮され
てるような気がして。初っ端のコナの弾けるギターが聴
こえてきただけで、胸がギュッと掴まれます。
15.リビドー
日常生活の中でふと気付く心の隙間への不安→葛藤→1
歩踏み出す勇気。歌を意識した演奏、言葉を大切にした
歌、伝わることを願う言葉、すべてがピタッと合った瞬
間の気持ちよさと切実さ。派手な曲ではないんだけど、
いい曲だなぁ、とっても沁みる曲だなぁと再認識。
16.ロマンチック
この上なく直球で、度肝を抜かれるほどセキララな恋の
歌。しかし美しいコーラスとコミカルなアレンジが寄っ
て集ってただのロマンチックにしないぞ! あれ?同じ
様なことを「White winter song」でも書いたな。ってこ
とはチャコフィルは正面切ってのラブソングが苦手か?!
17.Someday Somewhere(新曲)
コナの作った曲と、大塚の書いた詞のフィット感もさる
ことながら、それを歌うコナの声が恐ろしいほどジャス
トミート。“がんばれ”という、単純にしてとしても難解
なフレーズを、こんなにも恩着せがましくなく、素直に
伝えられちゃうヴォーカリスト、他にいるでしょうか?
18.スターダッシュ(新曲)
高野自身「この速さは今の本当のギリギリライン、いや、
ちょっと越えてるかも」と告白するほどのスピード感は、
原点回帰とばかりメロコアを彷彿させる。しかし一方で
は一度耳にしたら、次はもう一緒に歌えちゃう、歌いた
くなっちゃうチャッチーさはより研ぎ澄まされてる。と
にかく、新曲だけど、ライヴで盛り上げること必至。次
のホール.ツアーが楽しみだ。