06 Kalmia
僕はただ歪んでゆく街を遠くから眺めていた
音は何も聞こえない
首のない人形がたくさん笑ってる
宇宙へ還っていく
すべては宇宙へ
君も生まれた場所へ
泣き叫びながら
君の叫び聲が小鳥の群れに…
絡む螺旋のまま
すべては消えてゆく
こぼれた淚を受け止めたときに碎けてゆく音まで
僕の軀に流れ落ちた
カルミアの黃昏は溶け合うほど熱くなって…
僕の笑い聲は喜劇のように…
夜明けのまばたきは
誰より優しくて
飛び散るガラスの奏でる音色に
眠りを邪魔された冷たい月が泣き叫ぶ
最期の祈りはひとしずくの雨
夜明けのさよならは今の僕には哀しすぎて