太宰治「人間失格」生田斗真で初の映画化
2009年05月13日05:02 SANSPO.COM
俳優、生田斗真(24)が来春公開予定の映画「人間失格」(荒戸源次郎監督)に主
演することが12日、分かった。昭和を代表する作家、太宰治の生誕100年を記念し
て代表作の初めての映画化が決定。映画初出演にして太宰ワールドに挑む生田は「太宰
治の世界、人間失格の世界に染まりたい」。文芸大作で新境地を築く。
今冬のフジテレビ系月9ドラマ「ヴォイス~命なき者の声~」から現在放送中の同局
系「魔女裁判」主演と、今年に入りテレビでは快進撃が続く生田。ジャニーズ事務所所
属で芸歴は10年以上になるが、いよいよ銀幕の世界に進出する。
太宰が自殺した1948年に発表され、太宰作品でも最高傑作と称される「人間失格
」。出版累計1000万部の青春文学の名作だが、映画化もドラマ化もされてこなかっ
た。生田は「とても名誉に感じています」と意気込んでいる。
都会的でさわやかなイケメンの印象が強いが、酒や女に溺れていく主人公・大庭葉蔵
役は“新境地”の役柄。女性と心中未遂を繰り返した太宰の実生活を投影した自叙伝的
作品と位置づけられており、「太宰=葉蔵=生田」といえそう。
生田も「人とは違う感性を持ち、退廃的な生活を送り最後には廃人同然となってしま
う主人公を繊細に丁寧に破滅的に演じたい」と意欲満々。同作の井上文雄プロデューサ
ーは「端正な容姿と品格、ナイーブさを持ち備えた主人公のイメージを意識してのキャ
スティング」と話す。
製作総指揮を務める角川グループ総帥の角川歴彦氏(65)は「映像化の困難さから
、誰も手を挙げることなく今日に至っていた。文学映画の大作として世に送り出すこと
ができ、喜びにたえない」と鼻息が荒い。
7月クランクイン、来春の公開を目指す。今年は生誕100年で太宰作品3作が公開
予定と“太宰映画ブーム”到来の感があるが、角川氏は「角川映画が総力を挙げて取り
組む」と宣言する力の入れよう。太宰映画の決定版となりそうだ。
新聞來源:http://www.sanspo.com/geino/news/090513/gng0905130418000-n2.htm
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