森光子「放浪記」の再演を電撃発表…国民栄誉賞受賞
2009年7月2日06時00分 スポーツ報知
女優の森光子(89)が1日、首相官邸で国民栄誉賞を受賞した。史上17人目で現
役女優としては初めて。歌手・藤山一郎さん(1992年=当時81歳)の最年長記録
も更新した。喜びの会見では、2000回を達成した主演舞台「放浪記」の再演(来年
5、6月に東京・シアタークリエ)を電撃発表。「夢がずっとつながっている。(願わ
くば)年を取って(減らして)ほしい」とさらなる意欲をにじませた。
金びょうぶを背に、ひときわ声が明るくなった。「大きなご褒美(国民栄誉賞)の前
からあったらしく。お客様の愛がついていたんですね」。生涯一女優を貫く森は受賞会
見で「放浪記」の再演決定に表情を緩ませた。
前人未到の大台を超え、2017回まで伸びた女の道に終わりは見えない。来年5、
6月に、1961年の本作初演の舞台・芸術座の跡地であるシアタークリエ(東京・有
楽町)に立つ。「待っておりました。素直に出たいですと言う前に、(製作の東宝から
)おっしゃっていただきました」。プロポーズに照れる乙女のような笑みがこぼれた。
二重の喜びに浸った。麻生太郎首相(68)から本名の村上美津殿と記された表彰状
、盾に、記念品リストから希望したオメガ製の腕時計(57万7500円)を贈られ「
一番大変な時にいただくことになって。喜びいっぱいで浮足立っていくのもいけないと
。気は使っておりました」。テレビ番組「時間ですよ」「3時のあなた」の思い出を語
る首相に「お疲れで機嫌が悪いのかなと思っていたら、和みましたね」。放浪記のサイ
ン入りDVDをお返しに、11年に迎える上演50周年以降の同作続行も誓った。
「幸せもんです。夢がずっとつながっている。赤い糸とかありますが、細いけど丈夫
な糸ですね」。2日のニッポン放送「上柳昌彦お早うGoodDay!」(前6時)に
収録出演。放浪記の再演前には明治座11月公演「晩秋」も控える。
「自分が出ていないのに輝いている芝居、会ったことないすてきな女優さんの出てい
る芝居を見たい」と、先日も故・杉村春子さんの代表作「女の一生」(主演・波乃久里
子)を観劇した。今の望みを聞かれ「年を“取って”ほしい。そんな気持ち分かんない
でしょうね」。その気力と向上心に衰えはない。
新聞來源(附圖):http://0rz.tw/sPJXc
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