産経新聞 2005.10.30
芥川賞候補となった同名話題小説のドラマ化でふんするは、ズバリ『野ブタ
』。美少女らしからぬ役柄だが、「連続ドラマのヒロインは初めて。野ブタに
されてとても光栄です」とさわやかに笑う。
野ブタこと信子は見るからに陰気ないじめられっ子の転校生(高校二年生)
。そんな信子に”何か”を感じたクラスの人気者、修二(亀梨和也)と、修二
になついている彰(山下智久)が彼女の変身プロデュース作戦を開始…。
ブタのシンテレラストーリーといった感じだが、「メガネをはずしたらきれ
いだったみたいな話ではなく、もっと深い話です。最初に台本を読んだときに
は信子は暗いし怖い子だなと思ったけど、親の仕事の都合で転校する度にいじ
められ、心の鍵がたくさんかかってる。でも彼女なりのポリシーかあるので、
演じながらだんだん好きになってきました」。
それにしても、初めのころは本当によくいじめられた。「悪口とか無視とい
ういじめではなく、あちこち蹴られるし制服はボロボロ。昔からそういう目に
あってきた信子はあきらめているけど、わたしは血のりをつけながら、どうし
てこんな目に遭うのかとすごく悔しかったです」。きれいな顔気な一面をのぞ
かせる。
自身も小学生時代はネガティブで人前に立つのが苦手だったが、中学生にな
るや「自分を変えよう」とクラス委員に立候補。率先して行動する楽しさを知
った。中二のときにスカウトされて芸能界入りし、途切れることなく映画、ド
ラマ、CMに出演するホープ。「(喜怒哀楽を)顔に出さない信子は難しい役
だけど、大きなチャンス」と今やポジティブそのものの十七歳。
(安藤明子)
--
※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
◆ From: 220.139.236.19