小室被告「虚構の列車が止まった」…5億円詐欺罪 初公判
2009年1月22日06時03分 スポーツ報知
著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺罪に問われた音楽プロデューサーの小室哲哉被
告(50)の初公判が21日、大阪地裁(杉田宗久裁判長)で開かれ、小室被告は
「おおよそ合っている」と起訴事実を大筋で認めた。検察側は冒頭陳述で、小室被
告が昨年11月に大阪拘置所内で自身の犯行を「虚構の暴走列車」と例えた書面を
つづっていたことを明らかにした。職業を問われて「音楽家です」と名乗った小室
被告は、証言台で被害者の投資家男性に謝罪し「今後、精いっぱい負債を返してい
きたい」と小さな声で話した。
「音楽家です」小室被告は裁判長から職業を問われ、小声で答えた。午前10時
開廷。大阪地裁201号法廷に現れた小室被告は、昨年11月の保釈時には長かっ
た金髪を短く切り、暗い茶髪に染めていた。ベージュのタートルネックセーターに
黒のジャケットを羽織り、グレーのズボンというラフなスタイル。左手薬指には指
輪が光っていた。
午前7時34分、約150人の報道陣が待ち構える大阪地裁に車で到着。「お騒
がせしました」と小さな声で何度も頭を下げ、肩を落とし、徒歩で裁判所へ入った
。生気に欠けた姿は法廷内でも同様。証言台では青白い顔でうつむきがち。検察側
の訴状朗読を軽くうなずき、小さく息をつきながら「おおよそ合っている」と起訴
事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で、96年頃は数十億円あった年収が、05年には5000万
円に減っていた上に約17億8000万円の借金があったと指摘。銀行から融資が
受けられず、年利60%と24%の高利融資などに手を出した結果、利息だけで月
3000万円の借金返済に追われて資金繰りが破たん、詐欺と知りながら犯行を進
めたと明らかにした。
検察側は、小室被告や共犯者の供述調書も朗読。小室被告が「目先のことが大事
でしょう」「とにかくお金出してもらうのが大事ですから」「5億円出してもらお
うよ」と共謀し、兵庫県芦屋市の投資家男性との面談の際、男性がお気に入りの小
室被告とダウンタウン・浜田雅功のユニット「H Jungle with t」
の大ヒット曲「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント」
のメロディーを入れた曲「ディペンデント」(依存の意)を贈呈し、財界関係者と
の人脈を強調、新規音楽ビジネスへの協力を約束するなどして信用させた。また、
「小室哲哉のバリュー(価値)が過去のものになる」と早く買い取りを決断するよ
う訴える手紙も出していた。
神妙な面持ちで地裁へ歩く小室被告 公判で調書類は要旨しか読み上げられない
のが通例だが、検察側は裁判長の指示でほぼ全容を明らかにした。昨年11月に大
阪拘置所で、小室被告がつづった書面も朗読された。「暴走しかすべのない列車。
客席は空席だらけ。音楽のかけらもない暴走列車に、みなさまに急ブレーキをかけ
ていただき、虚構の列車が止まった」と、譲渡不可能な著作権をエサに詐欺をもく
ろんだ犯行が逮捕によって発覚したことを、“クリエイター気取り”な表現で記し
た上で「日々反省している。更生の機会を与えていただけるのならば、残りの人生
を音楽家として多くの人に喜んでもらえる作品を作りたい」と謝罪している。
検察側の朗読する間、小室被告は時折メガネをかけ、書面に目をやるほかはほと
んど動かず、無表情で正面を見ていた。午後5時閉廷し、大阪地裁を出る際は「反
省しています」と小声で何度も頭を下げ、車に乗り込み走り去った。
小室哲哉「この度は、多くの皆さまにご迷惑をかけ、申し訳ありません。今は、
ただただ、深く反省しております。今は公判中ですので、何もお話しすることはで
きませんが、これからは、許されるなら、音楽一筋でありたいと思います」
小室桂子「今回の件に関しましては、ご迷惑をおかけした皆様には、深くおわび
申し上げます。また、温かい言葉で励まして下さった皆様に、心より感謝しており
ます」
妻KEIKOの出廷 弁護人「考えてない」…5億円詐欺罪 初公判
http://tinyurl.com/da379e
小室被告「まさに裸の王様」TRFメンバーに1000万円!…5億円詐欺罪 初公判
http://tinyurl.com/deoddb
新聞來源(附圖):http://tinyurl.com/b9m6v9
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