堺雅人「予期せぬボーナス」…第33回報知映画賞・助演男優賞
2008年11月27日06時04分 スポーツ報知
今年の映画賞のトップを切る「第33回報知映画賞」。助演男優賞は「アフタース
クール」(内田けんじ監督)、「クライマーズ・ハイ」(原田眞人監督)、「ジャー
ジの二人」(中村義洋監督)の堺雅人(35)が受賞した。
「映画を対象にした賞は多分、初めて。賞とは無縁だと思っていたので、予期せぬ
ボーナスです」。3作品で全く違う顔を見せた実力派俳優。「『クライマーズ・ハイ
』で新聞記者をやったから、新聞社に選んでいただいたのがまたうれしい」と語る。
「役のリサーチは作品によってしますが、知れば知るほど引き込まれた」のが「ク
ライマーズ─」で演じた地方新聞の記者役だ。堺が“逆取材”した新聞記者は延べ1
0人。「みな肉ばかり食ってますよね。演技に結びつくか分からないけど、僕も撮影
中、肉ばかり食ってました。狩猟的に、ネタを追う、独り占めする。男の子がいかに
も好みそう。僕も新聞記者になりたかったんだなあって」。現役記者の「リアルだっ
た」という感想が「一番うれしかったです」。
「将来、俳優になる、と意思を持って」早大の演劇研究会に。その後、舞台で腕を
磨いた堺は、作品選びの“基準”も舞台時代から変えていない。「台本を読んで面白
さが分からず、やってみたら面白かった経験が何度かあって。面白いという人が現場
にひとりでもいればやるべき」という考えだ。
今年はNHK大河ドラマ「篤姫」の徳川家定役でも注目を集めた。「(プライベー
トで)上野の博物館に行ったら肩をパシパシたたかれました。『上さま』って(笑い
)。人気者という実感はないんですよ。笑顔がステキとよく言われますが、本人は意
識していませんし」
台本を読んだり、雑誌のエッセーを執筆するのに以前から喫茶店を使っている。「
店は決まっていて、都内数か所。騒がれませんよ。僕のせいで暴動が起きたら考えま
すけど(笑い)」引っ張りだこになっても、どこまでもマイペースだ。
◆堺 雅人(さかい・まさと)1973年10月14日、宮崎県生まれ。35歳。
92年、早大演劇研究会から劇団「東京オレンジ」を旗揚げし看板俳優に。ドラマは
2000年NHK「オードリー」、04年、同局大河「新選組!」、映画は01年「
ココニイルコト」、03年「壬生義士伝」、07年「壁男」など。「篤姫」の家定役
で国際ドラマフェスティバルの助演男優賞。雑誌「TVnavi」でエッセーを連載
中。172センチ、血液型O。
◆アフタースクール 中学教師の神野(大泉洋)のもとへ、同級生だと名乗る探偵
(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。この探偵、神野の中学時代からの親友だったサラリ
ーマン・木村(堺)を捜しているという。神野は木村捜しを手伝ううちに、意外な事
実が次々と浮かび上がってくる。内田けんじ監督。
◆クライマーズ・ハイ 85年に群馬・御巣鷹山で日航ジャンボ機が墜落。520
人の死者を出した世界最大の単独航空機事故に奔走し、苦悩する「北関東新聞」記者
たちの姿を描いた社会派ドラマ。記者時代に、事故の報道にかかわった横山秀夫氏が
自分の体験を反映させて書いた同名小説が原作。05年にはNHKでドラマ化(主演
・佐藤浩市)された。
◆ジャージの二人 会社を辞めた32歳の男(堺)は、猛暑のある日、グラビアカ
メラマンの父(鮎川誠)に誘われ北軽井沢の山荘へ。父子はそれぞれの妻とうまくい
っていない。小学校のエンブレム入りのジャージーに着替えた2人は“何もしない”
ひと夏を過ごす。芥川賞作家・長嶋有さんの同名小説を中村義洋監督が映画化。
新聞來源(附圖):http://0rz.tw/c158c
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