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第二回 2007/21 (日) 放送 ついに万俵鉄平(木村拓哉)は高炉建設という夢に向かって歩き始めた。彼は建設が成 就するまで、帝国製鉄による故意の供給遅延を何とか凌ごうと従業員たちを鼓舞してい た。鉄平は従業員たちにも高炉建設の決定を告げたのだ。拍手と歓声で迎えてくれた従 業員たちとは相反して、経理担当常務の錢高(西村雅彦)は溜息をついていた。それも そのはず、実は、メインバンクである阪神銀行からの融資の回答は未だに届いていなか ったのだ。 高炉建設の決定を聞いて何より喜んだのは、鉄平を慕っている四々彦(成宮寛貴)だ。 彼は、その決定を聞いたその日に、鉄平に妹の二子(相武紗季)と付き合っていること を伝える。鉄平はその報告にとても喜んだ。万俵家という歪んだ家庭環境で育った妹が 、地位や名誉に関係なく純粋に人を好きになっているということに…。 一方その頃、父・大介(北大路欣也)にも激動の波が押し寄せつつあった。永田(津川 雅彦)が大臣を担う大蔵省が金融再編の動きを急速に加速していたのだ。メガバンクが 存在しない日本では海外からの代金融資本に太刀打ちできないため、12行ある都市銀 行を4行か5行に纏め上げようとしていたのだ。今まさに、大介のところに、阪神銀行 の大亀専務(武田鉄矢)と芥川東京支店長(小林隆)がその、吸収合併される銀行が関 西の銀行らしいという報告に来ていたのだ。 危機を感じた大介は、急遽大蔵省主計局に勤務する娘婿の美馬(仲村トオル)を呼び出 し、大同銀行など都市銀行預金順位5位から9位の、大蔵省門外不出の極秘文書を揃え て欲しいと頼んでいた。 時期を同じくして、預金量都市銀行第5位の大同銀行の三雲頭取(柳葉敏郎)は、鉄平 の阪神特殊製鋼への多額融資を決定していた。 ===================== FROM:TBS官網 http://www.tbs.co.jp/karei2007/ -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 122.126.99.194