+ 最初に台本を読んだ時の感想
題材が題材だけに深刻になってしまうのかと心配していましたが、学生達の明るい話か
ら始まって良かったなと思いました。廣瀬家はどうしようもない家庭だったけどね(笑
)。
+ 真は三浦さんから見てどんな男性ですか?
ちょっと古いタイプのお父さんかな。我々の世代(40~50代)の父親というイメー
ジを持って演じてます。今のお父さん・お母さんにはいないタイプですよね。でも、女
の子を持つ父親としての真さんの心情っていうのはとてもよく分かります。
+ 病気になってしまった娘をどう見守っていきたいですか?
親って子供がもしそういう状態になったら、嘆き悲しんでいるのを表に出さないように
一世一代の大芝居をすると思うんですよ。実際に悲しんでばかりはいられないという現
実もあるとは思いますけどね。その一世一代の大芝居している姿を僕らが演じるのはと
ても難しいけど、そんな風に見えればいいと思いますね。
+ 真とサクの関係について
今はサクを受け入れていますが、許したわけじゃないんだと思います。それは、彼が悪
いんじゃなくて、男親としたら娘の彼氏なんてどんな奴だって嫌に決まってるよね。で
も、娘のために、「この子が喜ぶなら…」「この子が一番張り合いにしてるのなら…」
と思ってサクを受け入れているんだと思います。だから、サクとのシーンはすごく難し
いんですよ。受け入れてるようで受け入れてないからね。亜紀がいなくなってからは、
“娘の事をよく知る娘と同世代の男の子”として娘の分身のように思うのかもしれない
ですね。娘の事を語れる相手としてね。
+ 17年間一人の人を想い続けていることについて
ドラマや映画や小説の世界の話であり、現実ではありえないですよ。バカだなって思い
ます(笑)。あんな状態じゃ生きていけないよね。人間って忘れていく生き物だから現
実ではなかなかありえないと思いますよ。
+ 伊豆ロケについて
遠すぎるね…(笑)。時期も時期だから行き帰りに時間が掛かったり…。でも、商店街
が『昭和』を感じさせてくれてすごくいい場所だと思います。あと、すごくロケがやり
やすいんですよ。地元の人の協力がなければ出来ないと毎回感じています。スケジュー
ルもきついし移動も辛いんだけど、静岡県や松崎町の方々の協力を忘れずに、最後まで
出来たらいいなと思っています。
+ 共演者の印象
僕、高校生ぐらいの娘ってすごく偏見を持ってるんですよ。テレビで紹介されるような
子達のイメージだから「あんな娘だったらいらん」と思ってたんだけど(笑)、はるか
ちゃんはそこからは全くかけ離れた所にいるんですよね。普段の彼女を見ててこんな子
だったら娘に欲しいなと思います。素直だし、素朴だし、素敵な子ですよ。あんな子が
いる事が嬉しいです。
手塚さんは夫婦役が3度目なので気心知れてるし、とてもやりやすいですね。
サクちゃんは、役に対しての入り方がすごいよね。最近いないたぐいまれな若手の俳優
だと思います。
+ 最終回までの見どころ
原作にも映画にもなかった家族・友達・先生がちゃんと描かれていて、この人達がいた
からあの2人が成り立っていたんだという事がテレビドラマの見どころだと思うので、
そのへんを見て頂きたいですね。
真としては、現代のサクに一言言ってやりたいですね。「いい加減にしろ。お前が忘れ
ないと浮かばれないよ。くどい!毎日泣いてんじゃないよ!!ちゃんとした社会人にな
れ!!!」ってね(笑)。とにかく現代のサクを何とかしてあげないと。緒形くんには
何の罪もないんだけどね(笑)。