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オダギリ主演作 ベルリン映画祭に出品 俳優のオダギリジョー(29)が、単身米国に渡り、全編英語のセリフに挑戦した 主演映画「ビッグ・リバー」(監督舩橋淳)が、2月9日に開幕するベルリン国際 映画祭のフォーラム部門に選出された。欧州を中心に世界への発信基地と位置づけ られる注目の部門で、オダギリも上映に合わせ現地入りする予定。「楽しみ。街そ のものに影響を受けたい」と喜びをかみしめている。オダギリが初の“海外進出作” で、ベルリンへの切符を手にした。  「ビッグ・リバー」が出品されるフォーラムは、作家性が重視され世界中の若手や 新進監督の作品が数多く選出される部門。欧州を中心に各国の配給会社や映画セール ス関係者が、“先物買い”をするため最も注目する世界への登竜門だ。  コンペ出品の「アカルイミライ」(03年)、特別招待された「オペレッタ狸御殿」 (05年)とカンヌの経験はあるオダギリだが、ベルリンは初めて。「世界で一番行 ってみたい街だったので、非常に楽しみ。映画祭はもちろん、街そのものに影響を受 けたい」と上映が待ち遠しい様子だ。  日本人のヒッチハイカーと、消息を絶った妻を探すパキスタン人、米国人女性が偶 然に出会い、旅を通してそれぞれの生きる道を見いだすロードムービー。米ニューヨ ークのスクール・オブ・ビジュアルアーツで学んだ新人の舩橋監督が、「アカルイミ ライ」を見て「長編映画になくてはならない、奥に秘めた個性がある」と送ったラブ コールに応えた。  昨年の元日に渡米し、アリゾナ州フェニックス周辺で1カ月余りのオールロケ。舩 橋監督、カメラマンの助手以外のスタッフ、キャストはすべて外国人という状況だっ たが、カリフォルニア州立大フレズノ校の役者育成コース出身だけに、英語のセリフ への心配も無用だったという。  オダギリも「ものすごく快適で、1日1日を大切に過ごせた。芝居は言葉だけじゃ ないことを再確認でき、皆に発音を直してもらいながら家族のようなつながりを持て た」と満足げだ。日本は5月公開予定。 [ 2006年01月12日付 紙面記事 ] http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/01/12/02.html