「蟲師」オダギリ主演で実写映画化
漫画家・漆原友紀さん(32)の人気コミック「蟲師(むしし)」が、オダギリジョー
(30)主演で映画化される。メガホンは「AKIRA」(88年)など数多くのアニメ
を手掛けて世界的人気大友克洋監督(52)。江角マキコ(39)ら豪華キャストが、
目に見えない「蟲」描いた不思議な世界を彩る。
「蟲師」は「アフタヌーン1998年冬のコンテスト四季大賞」を受賞した漆原さん
のデビュー昨。03年から「日刊アフタヌーン」(講談社)に隔月(偶数月)で連載
が始まるとたちまち人気を集め、単行本7巻で累計250万部を売り上げる人気漫画
だ。
「AKIRA」、「スチームボーイ」(03年)などアニメ作品を数多く手掛けてきた大友
監督が原作にほれ込み、映画化を熱望。構想に2年間を費やし、製作にこぎつけた。
大友監督による実写作品は「ワールド・アパートメント」(91年)に続き2作目と
なる。
一般の人の目には見えない異形の生命体「蟲」の専門家である「蟲師」のギンコが主
人公。蟲を寄せ付ける体質のため1カ所にとどまることができず、さまざまな土地を
旅しながら、蟲が引き起こす不思議な現象を解き明かしていく。
原作を描かれるギンコは髪は銀色で目は緑色というキャラクター。「つかみどころが
なく、淡々とした雰囲気がびったり」とオダギリに白羽の矢が立った。
昨年8月から約3カ月間、滋賀県内の山奥などで撮影。「蟲」はCGで描かれ、現在
編集を進めている段階。
ギンコに大きな影響を与える女性役江角が出演。また、大森朋南(34)、蒼井優
(20)らが不思議な蟲の世界を演じる。
編集段階の映像を見た漆原さんは「"蟲師"という架空な職業の人々を大友監督が
描くとこういう世界が広がるのかと、新鮮な感動を覚えました」と太鼓判。東芝
エンタテインメントの配給で来春公開予定。
[2006年7月26日付 紙面記事]
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/07/26/02.html