贋作・桜の森の満開の下記者會見 4/17
2001.05.30
夢の遊眠者時代の野田秀樹の代表作が、9年ぶりに再登場。野田が敬愛する坂口安吾
の「桜の森の満開の下」と「夜長姬と耳男」を下敷きにした作品だ。 ビタの王家の夜
長姬と早寢姬のために仏像を彫ることになった匠の弟子・耳男を中心に、人間と鬼と
の關係、 芸術家の在り方、權力鬪爭等々が恐ろしく妖しく、美しく描かれる。美術な
ども含めた演出も新され、堤真一、深津絵里、古田新太と野田作品の常連や初舞台の
京野ことみなど、キャスト陣も相変わらずまぁ豪華。当然のごとく前売り卷は即日完
売、淚をのんだ方は、当日卷ゲットに気合いを入れてのぞむべし。
待てど暮らせど, 肝心の主役・野田秀樹が現れない会見場。しゅうがないってんで、
新囯立劇場芸術監督の栗山民也に始まり、キャストがそれぞれ抱負を話り出す..。
と言っても、話題は自然と野田のことに。「演出家が来てない会見は珍しい...
ま、その程度のもんですよ(笑)」(古田新太)、「野田さんの分までがんばりたい」
(入江雅人)、野田の魅力は?と問われた深津絵里も「こういう大事な会見に遅れて
くるようなところが...」。結局、最後まで見せなかった野田、「脚本が面白すぎ
て、読み込んでたら忘れちゃいました。ほんとにすいません」と平謝ろだった。でも
前回公演を観ている堤真一が「何だかわからないけど感動した」と述べるなど、皆さ
んマジメにしゃべるところはしゃべってましたが。とにもかくにも名作との再会、期
待しましょう。
http://www.theaterguide.co.jp/Watchfor/2001/0530w.html