常盤貴子、岡本綾らが時を越えて、共演!!!
2006年秋公開の映画『地下鉄(メトロ)に乗って』の製作記者会見が11月2日
(水)東京、内幸町の帝国ホテルで行われた。会見に堤真一、岡本綾、常盤貴子、大
沢たかおらの出演者に加え、篠原哲雄監督、そして原作者の浅田次郎が会見に参加。
『鉄道員』に続き、またしても浅田ワ-ルドが映画化されることになった。今回の原
作は平凡な日々を送る青年(堤真一)に突然起こる、時空を超えた儚い運命の物語。
そして、作品のカギとなるのがタイトルもある〝地下鉄〞。これを東京メトロが全面
協力という形で完全バックアップすることになった。
篠原監督は「極力CGをさけ、実写で挑みみたい」と意気込みを話り、昭和30年代の
古き良き東京街並みなど、監督の手腕が各所にちりばめられそうだ。大沢の青年期、
壮年期と演技の幅を求まられることに関して「まだやってみたいと分からないが、極
力、特殊メイクなどに頼らず自分の体を上手く利用し老いた部分を表現する」と熱く
話った。
原作者の浅田次郎がらの「『鉄道員』に次ぐ、アカデミー賞作品になるだろう」とい
うコメントに対して、堤は「(主演男優賞)無理ですね」と即答し、記者陣を笑わせ
る一幕もあったが、主人公に対する熱い想いを内に秘め、クランクインを待ち望んで
いるようであった。女性陣では常盤貴子が初の娼婦役に挑戦!こちらも話題を呼びそ
うである。
『地下鉄(メトロ)に乗って』は、11月がら2ヶ月に渡り撮影を行い、2006年
の秋に全国ロードショーを予定している。
『地下鉄(メトロ)に乗って』
主演: 堤真一、岡本綾、常盤貴子、大沢たかお
原作: 浅田次郎
監督: 篠原哲雄
配給: ギャガ・コミュニケーションズ / 松竹
(11月4日 20時00分)
http://www.oricon.co.jp/news/movie/1367/