初めての役柄でも自然体
連続ドラマの制作者はここ最近、いつも変化球を投げてくる。
スターらしく自分の色に染めるか、カメレオンのように自分が変化するか。
「どっちのタイプかなんて、ジャッジメントできるほどの技術はない。ただひたすら
やるだけです」
元エリート会社員で、今は心優しくも情けない父親。これまで演じたことのない役柄
だが、「新境地というのは他の方のワード(言い方)。自分はあくまで自然体です」。
撮影現場では、現在のシーンと回想シーンが同時進行する。「パズルの組み立てが難
しい」が、どんな作品でも「自分を現場に預けるだけ」。監督の「デリケートでシビア
でカジュアル」な演技指導を受け、「気持ちが上がる自分がいる」。
「お前の好きなようにプレーしていいよ、となったらおしまいだから」
高視聴率男もこの頃、ドラマというボールが「客席に届かなくなってきた」と肌で感
じる。「昔だったらホームランだった打球が、今はセンターフライ」。だったらもっと
遠くまで──。
信頼するスタッフが支えてくれる。思い切って振っていける。(文・田中誠 写真・
栗原怜里)
Q テンションを上げる時に聴く曲は?(長野県・森香さん)
A 今は、マーク・ロンソン(英国出身のDJ、音楽プロデューサー)の「アップタ
ウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ」ですね。
Q 子供の頃、将来は何になりたかったですか?(奈良県・米田光技君)
A 獣医師ですね。動物がすごい好きだったんですけど、団地っ子だったので、飼う
のが禁じられていて。その反動ですね。
Q もしSMAPのメンバーが仮面をかぶっていたらどうしますか?(千葉県・もえ
ちゃんさん)
A かぶってますよ、みんな。僕は本当の顔見ちゃってるので、すごく分かります。
全員がそうしなきゃいけない時は僕もかぶりますけど、大体は外して、マネジャーに預
けてます。
アイムホーム(4月16日スタート テレビ朝日系 木曜後9.00)
事故によって5年間の記憶を失った男を主人公にしたミステリータッチのホームドラ
マ。原作は石坂啓の漫画。家路久(いえじひさし)(木村拓哉)は、手元に残った10
本の鍵の束を頼りに、過去の自分を見つめ直す。妻役に上戸彩。
http://www.yomiuri.co.jp/culture/tv/interview/20150328-OYT8T50002.html
2015年04月06日 08時00分 読売新聞