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「華麗なる一族」キムタクで 33年ぶり連ドラで復活 ■金融再編テーマ  SMAPの木村拓哉(33)が、来年1月スタートのTBS系連続ドラマ「華麗なる 一族」に主演することが15日、発表された。木村が同局の連続ドラマに主演するのは 、2003年の「GOOD LUCK!!」以来4年ぶり。  原作は、「白い巨塔」や「沈まぬ太陽」などの社会派小説で知られる作家・山崎豊子 さん(81)が1973年に発表した同名小説で、金融再編をテーマに、巨大銀行の頭 取・万俵大介と、その家族の葛藤(かっとう)や、きずなを描く人間ドラマ。これまで 新潮文庫の上中下巻合わせて100万部以上を売り上げているベストセラーだ。木村は 、一族の長男で、特殊鋼メーカーの役員・鉄平役を務める。  74年に、山本薩夫監督によって映画化され、大阪の毎日放送(MBS)も同年、2 クールにわたる同名ドラマを制作した。ともに、主役は大介で、長男の鉄平が主人公と なるのは今回が初めて。鉄平役は、映画では仲代達矢、MBSドラマでは、加山雄三が 演じた。  TBSは、「真のリーダーのあるべき姿」を表現するため、今回は、鉄平を主人公と したドラマを企画したといい、「モノづくりに一生懸命で、周りの人を自然に引きつけ る魅力がある」という点で、鉄平役にふさわしい木村をキャスティングした。発表当時 と同じ時代設定で映像化するという。 ■すでに撮影開始  撮影は、14日に神奈川県内のスタジオでスタート。初日の撮影を終えた木村は「こ の作品に参加させてもらえて、本当に光栄です。そのひと言に尽きます!!」と確かな 手応えを口にした。  また、山崎さんは「鉄平は、男のロマンと強い意志を持った人物設定で、難しい役柄 です」とした上で「木村拓哉さんの眼には、純粋さと悲しみがあります。はまり役とな って、“木村拓哉の『華麗なる一族』”と定着するようなドラマになることを期待して います」とエールを送った。ほかのキャストは、後日発表される。 ■実話もとにしたフィクション  【華麗なる一族】関西の財閥に名をとどろかす万俵家一族の葛藤やきずなをテーマに 、銀行や、背後で暗躍する政財界の黒い欲望を描く。万俵家の家長・大介は、大手の阪 神銀行の頭取で、長男の鉄平は、祖父が礎を築いた阪神特殊鋼の役員を務める。金融再 編のニュースが押し寄せる中、鉄平が、会社の発展のため、メーンバンクである阪神銀 行から追加融資を願い出るが、大介は満額融資を拒否。それを機に鉄平の人生の歯車が 少しずつ狂いだす。  実話をもとにしたフィクションで、万俵一族のモデルは、当時の神戸銀行(現三井住 友銀行の前身の一つ)頭取一族の岡崎家、阪神特殊鋼は、山陽特殊鋼(65年に倒産) といわれている。 東京中日スポーツ