堺雅人、竹内結子がトラックの荷台から登場!
「ゴールデンスランバー」レッドカーペットセレモニー&完成披露舞台挨拶
各方面から絶賛の傑作逃亡劇を、六本木に再現!
2008年本屋大賞と山本周五郎賞をW受賞した、伊坂幸太郎の同名ベストセラーを
映画化した「ゴールデンスランバー」。ベルリン国際映画祭への出品も決定し、
早くも今年の邦画No.1候補として注目を集める本作品が、ついに完成を迎えまし
た! これを記念して、1月18日、東京・六本木の六本木ヒルズにてレッドカー
ペットセレモニーが行われ、主演の堺雅人さん、共演の竹内結子さん、吉岡秀隆
さん、劇団ひとりさん、香川照之さん、濱田岳さん、渋川清彦さん、貫地谷しほ
りさんと中村義洋監督が登壇しました。
大勢のお客様が見守る中、現れたのは運送トラック。なんと運転しているのは、
劇中でドライバー役を演じた渋川さん。続いて荷台に積まれた段ボール箱が突然
ガラガラと崩れ落ち、その背後から皆さんが登場すると、大歓声が沸き起こりま
した。身振り手振りを交えた香川さんの熱いトークや、“イジられキャラ”の濱
田さんに、会場は爆笑。その後、TOHOシネマズ六本木ヒルズに場所を移しての舞
台挨拶でもコミカルなコメントが次々に飛び出し、客席を大いに沸かせました。
その模様をレポートいたします。
セレモニー挨拶(挨拶順)
堺雅人さん(青柳雅春役)
寒い中、本当にありがとうございます。この映画は仙台で去年の初夏に撮った作
品です。仙台の皆さんと一緒に作り上げた映画だと思っております。これから色
々な場所で色々な方に愛していただければ非常に嬉しいです。
竹内結子さん(樋口晴子役)
本当にたくさんのエキストラの方が出演し、協力していただきました。皆の力が
集まった作品です。皆さんがご覧になった後に「ああ、映画を観たな」と思って
いただけたら嬉しいです。
そしてなぜか、こんなに皆さんが厚着しているとは知らず、私ひとりだけこんな
スカスカな衣装で来てしまって、すごく寒いです(会場笑)。
吉岡秀隆さん(森田森吾役)
でき上がりを観て、いい映画になったなと思いました。これからご覧になる人が
、僕と同じようにこの映画を愛してくださればいいなぁと思っております。
劇団ひとりさん(小野一夫役)
ビックリするぐらい面白いです。2時間ちょっとの、決して短い映画ではないんで
すが、決してそれを感じさせません。ひとつのシーン、ひとつのセリフ、どれを
取っても無駄がない。今、世間では何でも3Dにすればいいという風潮があります
けれども(会場笑)、本当に面白いものは3Dじゃなくても飛び出してくるんだ!
何を言ってるんでしょうか、僕は(会場笑)。この辺で失礼します。
香川照之さん(佐々木一太郎役)
憧れの中村義洋監督作品に、やっと出ることができました。この映画は僕の思い
出の1本です。物語が最後に近づくに従って、すべてのピースがガチガチとはまっ
ていく、本当に久々の痛快作です。僕は、完全パッケージ版というのをあらかじめ
もらってしまったんですが、8回観てます。ほとんどアホです(会場笑)。
いちばん最初、竹内さんのアップから始まるんですが、そこからもう見逃すカット
がワンカットもないです。本当に痛快な作品です。楽しみにしてください。
濱田岳さん(黒いパーカーの男役)
たくさんの人に観てもらって、たくさんびっくりしてもらえたら嬉しいです。終わ
ります(会場笑)。
渋川清彦さん(岩崎英二郎役)
ロックンロールな映画ができたと思います。よろしくお願いします。
貫地谷しほりさん(凛香役)
アイドルタレントの凛香を演じました、貫地谷しほりです。“アイドルタレント”
の役をやる機会はあまりないと思うので、今回は本当に嬉しかったです(会場笑)
。でき上がった映画を観たら、すごく面白かったので、皆さんもぜひ、何度も何度
も観てくださったら嬉しいです。今夜はあったかい夜にしたいと思います。
中村義洋監督
皆さんにも言っていただいたように、面白い映画、楽しい映画になったと思います
。それ以上に、これは決して退屈という意味ではないんですが、体に力が入って疲
れる映画になるんじゃないかと思います。覚悟して観に来てください。
質疑応答
MC:今日はトラックの荷台に入っての登場でした。堺さんは撮影中もトラックに入
っていることが多かったと思うのですが、久々に入っていかがでしたか?
堺さん:
撮影では1人で入っていたんですが、今回はこんなに豪華な、心を許せるというか、
頼りがいのある皆さんと一緒に入ることができて、非常に心強かったです。
MC:竹内さんはいかがでしたか?
竹内さん:
扉がパカッと開いた時に、段ボールもろとも落っこちるんじゃないかと思ってヒヤ
ヒヤしました。それでちゃんと挨拶できませんでした。言おうと思っていたことが
すべて飛んでしまって、今もう逃げ出したいです(会場笑)。
MC:ちゃんと挨拶していましたよ。吉岡さんはいかがでしたか?
吉岡さん:
楽しかったですよ、中はもう大パニックで。楽しかったです。
ひとりさん:
外から見てると分からないと思うんですが、扉が開く直前に中でスモークを炊かれ
て、煙だらけだったんですよ。このまま殺されるんじゃないかと思ってドキドキし
てました(会場笑)。開いてよかったです。
MC:皆さん、トラックの中で雑談していたんですか?
ひとりさん:
そうですね。「ちょっと渋川さん、ブレーキ固いんじゃないか?」とか(会場笑)。
香川さん:
トラックの中では「竹内さんのコートがない」っていう話で持ち切り(笑)。てん
やわんやでしたよ、上へ下への大騒ぎ(会場笑)。
竹内さん:
皆さんがここまで着込んで来ると思っていなかったので。堺さんは手袋してるし、
香川さんは毛皮巻いてるし、吉岡さんはフリース着てますよ(会場笑)。
吉岡さん:
すいません(笑)。
中村監督:
マイクが冷蔵庫で冷やしたんじゃないかってぐらい冷たいですね(笑)。
MC:竹内さんの女優魂を見たような気がします。濱田さんはいかがでしたか?
濱田さん:
とっても貴重な経験だと思います(会場笑)。幸せな時間でした。
MC:濱田さんは半ズボンを履いていますが、お寒いのでは?
濱田さん:
いや、大丈夫です。全然。
MC:若いだけあって?
濱田さん:
あ、いや……そ、そ、そんなことは言わないでください(会場笑)。
MC:渋川さんは皆さんを乗せての運転、いかがでしたか?
渋川さん:
ここへ来る前に香川さんと「もしオレが(トラックで会場に)ドンッと突っ込ん
だら、明日大騒ぎになるね」と話していたんです(会場笑)。でも、そんな勇気
はなかったです(会場笑)。
MC:貫地谷さんはいかがでしたか?
貫地谷さん:
せっかくのこの演出を盛り上げようと、濱田さんと一緒に一所懸命、スモークを
端っこの方から真ん中へ送ってました。
MC:監督は中へ入ってみていかがでしたか?
中村監督:
トラックの演出が終わった後に出て来た警官が、うちのプロデューサーだったん
ですよね(会場笑)。何かの間違いであの役をやらされないで本当によかった、
と思いました(会場笑)。
MC:主人公が「逃げる」というのが、この映画のポイントになっています。そこ
で、皆さんに質問です。日常生活の中で「逃げたい」と思うのはどんなときです
か?
堺さん:
寒いのが苦手で。役者に冬のロケは付きものなんですが、あまりにも寒い朝、あ
まりにも過酷な状況のときには逃げ出したいと思います。でも、香川さんから(
雪山でロケを行った)「剣岳」の話を色々聞きまして、僕が想像していた以上の
過酷な条件で先輩が頑張っていると知り、僕も頑張ろうと思いました。だから、
逃げません(会場笑)。
「ゴールデンスランバー」の撮影中に逃げ出したいと思ったことはなかったです
ね。毎日、本当に楽しく過ごしました。夢のような2カ月だったという記憶があり
ます。
MC:とにかく走り続けていましたよね。
堺さん:
そうですね。色んなところへ行って、色んなフォームで走ってました。僕と一緒
にカメラを担いだり、マイクを持ったりして走っているスタッフの方々がいたの
で、皆で走り続けたという感じです。皆で撮った作品だと思います。
MC:他の皆さんはいかがですか?
竹内さん:
さっき、あのトラックから転がり落ちるんじゃないかと思った瞬間に「このイベン
ト全部、台無しにするのは私か!?」と思って逃げ出したくなりました(会場笑)。
それと、私も寒いのは苦手なんですが、それよりも、これから花粉が飛んで来るの
が……。私は花粉症なので、できれば花粉が飛んで来ないところまで逃げたいと思
います。
撮影中に大変だったことは、今回の中村組では、ないですね。前回の中村監督の「
ジェネラル・ルージュの凱旋」のときには、誰も目を合わせてくれない日が1週間
続いたので、それは辛かったですよ。それに比べれば今回は本当に楽しかったです
(笑)。
吉岡さん:
携帯電話のメールが流行り始めた頃に、当時好きだった女の子に愛のメールを送っ
てみようと思ったら、間違えて男友達に送ってしまったとき(会場笑)。逃げ出し
たいというよりは消えてしまいたかったですね。
MC:その友達はどんなリアクションを?
吉岡さん:
1週間ぐらい口をきいてくれませんでしたね(会場笑)。でも、今も親友です。
ひとりさん:
僕は週刊誌で連載をしているんですが、毎週のように〆切が来るので、その日は必
ず逃げ出したいなと思います。その〆切が月曜日なんですよね。だから、今日なん
ですよ(会場笑)。今日もまだ一行も書けてないので、この後まだ書かなきゃいけ
ないと思うと、ちょっと逃げ出したい気分です。
MC:撮影期間中も連載を?
ひとりさん:
ええ、もう、ずっとやってました。やっぱり毎週毎週ネタがないので、さっきも
「トラックが事故起こしてくれないかな。そしたら書けるのにな」っていう思い
がちょっと……(会場爆笑)。
香川さん:
これは、逃げ出したいと思った記憶でもいいんですかね?
MC:よろしゅうございます。
香川さん:
あれは……小学校4年のときですか。当時、僕は学校へ行くのにフィリピン大使館
を通って行かなければならなかったんですが、その大使館でドーベルマンを2匹飼
っていたんですね。ものすごい獰猛な。ただ、門は閉まっているんですね。
僕はちょっと犬が恐かったんですが、そのドーベルマンに向かって、本当は怖いに
も関わらず(舌を出す仕草をして)「ベロベロベー」ってやってたんです。そうし
たら、ある日、裏門は閉まっていたのですが正門が開いていたんですよね。犬がパ
ッと消えたと思ったら、向こうから2匹のドーベルマンがダーッと走ってくるんで
すよ!
もう走って走って、学校まで逃げようとするんですけど、完全に間に合わないんで
すよ、完全に後ろに迫ってるわけですよ、ジャガーのようなドーベルマンが(会場
爆笑)! それで、僕は自分の小学校まで行けずに、その手前に九段中学っていう
──もういいや、具体名を出しちゃいますけど(会場爆笑)──その中学に入って
行って、中学生の女の人に助けてもらったんですね。あのとき、あの方に助けても
らわなかったら、僕は今ここに座ってないんです(会場笑)!
これは質問の趣旨と全く関係ない……(会場爆笑)。「逃げ出したい」じゃなくて
「逃げ出した」んですね。すいません、お時間を割いてしまって(会場笑)。
MC:犬が苦手なんですか?
香川さん:
いまだに怖いですね。それこそ中村監督が脚本を書いた「クイール」という映画に
出たときは、犬をかわいがらなきゃいけなかったんですけど、ものすごくキビシイ
感じでした(会場爆笑)。
濱田さん:
僕は中村組でお世話になるのが3作目で、気心知れた仲間だからこそなんですが、
撮影中にたくさん(僕を)イジってくださるというか。皆さん、ほとんど知った顔
の人たちなので、1人がイジり始めると他の人もイジり始めて、また別の人もイジ
り始めて、気づくと1対50ぐらいの攻勢になってる(会場笑)。そのときばかりは
「もう撮影終わっちゃえばいいのにな」と思ったりとか(会場笑)。でも、それも
仲がいいからですけど。
MC:今日いらっしゃるキャストの中ではどなたが一番イジってきましたか?
濱田さん:
撮影中は堺さんと2人のことが多かったので……。
堺さん:
じゃあ僕じゃん(笑)。
濱田さん:
いや、堺さんは全然そんな感じじゃなくて……あ、でも、「ドコモダケに似てる」
って言われました(会場笑)。
渋川さん:
僕はお腹が弱いんですよ。こういう大事な場でお腹が痛くなったときは逃げ出した
いですね。映画を観ているときとか。
香川さん:
今は大丈夫ですか?
渋川さん:
大丈夫です、大丈夫です。
香川さん:
かなり寒いですけど。もう限界、とかいうことは?
渋川さん:
いやいや、大丈夫です(笑)。
貫地谷さん:
私は携帯メールがすごく苦手で、メールが来ても「後で返そう」と思ったまま忘れ
てしまうことが多いんです。後で「ああ、ヤバい。返してない」ということがよく
あるので、誰かと仲良くなって連絡先を交換するというときに、連絡するのが怖く
て逃げ出したくなることがあります。最近は、メールが苦手だということを最初に
お断りしてから、交換するようになりました。映画の撮影に入ったりして、他のこ
とに頭がいってしまうとメールのことを忘れてしまうんですね。ちょっとマズいで
すねぇ。ごめんなさい、皆さん(会場笑)。
中村監督:
僕は、吉岡君と同じやつです(会場笑)。本当にもう、ラブラブのメールを──「
もうちょっとで帰りますからね~。大好き」みたいなやつを、竹内さんのマネージャ
ーに送っちゃったんですよ(会場爆笑)。そのマネージャーさんとは一切、そのこと
について会話はしてないですけどね。
ひとりさん:
でも、どうして分かったんですか?
中村監督:
返事が返ってこなかったんで、なにげなく送信履歴を見たら、全然違う名前が。
堺さん:
(そのマネージャーは)ものすごくしっかりした女性なんですよ。シャンとした。
中村監督:
それで「お願いですから忘れてください」というメールをお送りして。次にお会いし
たときには一切その話をしないでくれたので、本当にありがたかったですね。
舞台挨拶(挨拶順)
堺雅人さん(青柳雅春役)
去年の初夏、仙台で撮影した作品です。こうやって改めて皆さんのお顔を見ていま
すと、当時の思い出が浮かんできます。皆でシーンをリレーし、紡ぎながら作った
作品だと思います。どうぞよろしくお願いします。
竹内結子さん(樋口晴子役)
この作品は、1つ1つのシーン、何気ないセリフがすべて最後の“何か”につながり
ます。ぜひ、最後まで見逃さず、楽しんでいただけたらと思います。
吉岡秀隆さん(森田森吾役)
僕はますます中村映画のファンになりました。皆さんも面白いと思ったら、たくさ
んの人に伝えてください。そうやって輪が広がればいいなと思っています。
劇団ひとりさん(小野一夫役)
今日、あらためて横を見て、すごい人たちと共演したんだなと思い、恐縮しており
ます。
わたくし、よく自分の評判を気にして、ネットで自分の名前を検索するんです。今
日も実は検索してきたんですね。そうしたら、とあるブログにたどり着きまして、
「今日、舞台挨拶を見に行くんだ。ヤッホー! 堺さんとか竹内さんとか来るのか
な。ワクワク」と書いてあって、最後に「劇団ひとりだけだったら最悪」って(会
場爆笑)。あれを書いた人がこの中にいます! 僕は今、犯人を一所懸命探してい
ます(会場笑)。
香川照之さん(佐々木一太郎役)
いや本当に良い映画ですよ(会場笑)。約2時間後、皆さん、もう泣き笑い間違い
ないですね(会場笑)。最初のワンカット目から、スクリーンの隅まで観てくださ
い。最後に全部回収しますからね、中村監督が。本当にすごい映画です。僕のいち
ばん好きな作品です。そして2時間後、ブログに書き込んでください、「舞台挨拶
は劇団ひとりさんだけではなかった」と(会場爆笑)。そして「この映画は素晴ら
しい」と書き込んでください。
濱田岳さん(黒いパーカーの男役)
本当にすごい映画です。謎の男という初めての役柄を経験できて、とても贅沢な映
画だったなと思います。初めてのアクションにも挑戦したので、びっくりしてもら
えたら嬉しいです。
渋川清彦さん(岩崎英二郎役)
ロックな男をやらせてもらいました。本当に骨の太い、素晴らしい映画だと思いま
すので、ぜひ、映画館に来て観ていただければ幸いです。
貫地谷しほりさん(凛香役)
撮影自体は1日だったんですが、夜、皆さんで“ウニまつり”をしまして、すごく
美味しかったんですね。その美味しかった思いでの中、完成した作品を観たら本当
に面白くて、こんなに素晴らしい作品に参加できたことを嬉しく思います。今日は
寒いですが、この映画で気持ちを温めて帰ってください。
中村義洋監督
僕はこういうテーマが昔から大好きなんです。学生時代の友達が、「あの頃は良か
ったな」というような感情がうまく出ればなぁ、と。自分がそういう映画を観たい
だけに、考えました。
MC:堺さんは、脚本を読んだときの感想と、でき上がった作品の第一印象はいかが
でしたか?
堺さん:
脚本と一緒に、伊坂幸太郎さんの原作を読んだのですが、伊坂さんにはファンが多
く、独特の思い入れをもって小説を読んでいらっしゃるので、そういう方々をガッ
カリさせないようにとプレッシャーを感じながら現場に入りました。でも現場に入
ってみると、結局、我々にしか紡げない物語があるのだという、良い意味での開き
直りができたと思います。
毎日、東京から仙台へ、素敵な役者さんがたくさんやって来て、一緒にお芝居をす
るという夢のような2カ月間でした。その雰囲気を楽しんでいただける作品になっ
ていると思います。でき上がりを観ても、あっという間の2時間20分だったので、
それを追体験していただければ嬉しいです。
MC:では、皆さんに質問します。「ゴールデンスランバー」とは直訳すると「黄金
のまどろみ」ですが、皆さんはどんなときに「まどろみ」を感じますか? また、
色に例えるとどんな色でしょうか?
堺さん:
冬になる度に、コタツを買おうか買うまいか悩んでいたんです。もしコタツを買っ
てしまったら自堕落な生活をしてしまうに違いなく、かといってコタツがない生活
も味気なく、毎年悩んでいたんですが、ついに今年、コタツを買ってしまいました
(会場笑)。コタツに入ったときの、あのまどろみというのが実に心地いいです。
なので、遠赤外線の「赤」が僕のまどろみの色です。
貫地谷さん:
順番を無視していいですか? 私もコタツって言おうと思ったんです(会場爆笑)
。私も最近コタツを購入しまして。でも私は堺さんとは違って、オレンジ色です。
みかんも机の上に乗ってます。
香川さん:
あのね、コタツよりもね、もっと“くる”ものがあるのよ。床暖房(会場爆笑)。
これ、間違いないですから。床暖房つけたら、オレは5分以内で完全にまどろむ。
赤とかオレンジを超えて、ピンクですよ。ピンク色(会場笑)! ピンク色の床暖
房です。
竹内さん:
黄金といえばビール(会場笑)。まどろむといえば、お腹がいっぱいになったとき
と、美容師さんにシャンプーしてもらうときですね。あの心地良さは何ものにも勝
る。お腹がいっぱいになると、ピンクがかった黄色ですかね。美容室でシャンプー
してもらうときは何色なんだろう……(会場より「白!」)白ですね。
吉岡さん:
僕は、京浜東北線(会場笑)。冬になると椅子があったかいんです。学校帰りに乗
っていると、ついついまどろみますね。だから、色は京浜東北線の色で、青(会場
笑)。
ひとりさん:
僕も電車に乗ると無条件にまどろんでしまって。一度、新宿から津田沼に行こうと
思ったんですが、まどろんじゃって寝過ごして、起きたら(終点の)千葉駅だった
んですね。そのまま折り返しに乗ったんですが、またまどろんじゃって、起きたら
(新宿より先の)三鷹だったんですよ。相当まどろみましたね(会場笑)。色は、
総武線なので黄色です(会場笑)。
濱田さん: えーと……どうしましょう……(会場より「濱田君がんばって!」)
はい。えーと……ああ……(恥ずかしそうに)変なこと思いついたんだけど。
MC:何ですか(会場笑)?
濱田さん:
僕は、その、あまり「トイレに行きたい」と言い出せないタイプで(会場爆笑)。
我慢して我慢しておしっこするときがあるんですが……。
渋川さん:
大丈夫か(笑)?
香川さん:
ちゃんと「まどろみ」に着地するか(笑)?
濱田さん:
我慢して我慢して、やっとトイレに行ったときにするおしっこが、まどろむかな
……と、思っちゃいました(会場笑)。
渋川さん:
おしっこしながらまどろむってこと?
濱田さん:
「あー、間に合った……」と思う感じが“まどろみ”かな、と。
香川さん:
色は?
MC:あまり聞きたくないですね(会場笑)。
濱田さん:
その前に飲んだ飲み物次第かな……。
ひとりさん:
そのまま出るの(会場爆笑)!?
香川さん:
じゃあコーヒー飲んだらどんなの出てくるの(会場爆笑)!? おかしくない?
濱田さん:
あっ、ビタミン系を飲んだら黄金色。すいませんでした(会場爆笑&拍手)!
渋川さん:
酒を飲み過ぎたときですね。酔うと寝ちゃうんですよ。それを我慢してる瞬間は
すごく気持ちいいですね。先輩と飲んでる時は、多分おごってくれるから寝ちゃ
いけないと思うんだけど、飲み過ぎるとダメですね。色は、そのとき飲んでる酒
の色じゃないですか(会場笑)。
MC:では中村監督にキレイにまとめていただきましょう。
中村監督:
まとまんないですよ(会場笑)。僕は夕方6時になると必ず眠くなるんです(会
場笑)。子供の頃から。高校ぐらいで気がついたんですけど、眠いなーと思って
時計を見ると、毎回6時なんです。今日もです。
MC:6時というと、たいがい撮影している時間帯ですよね?
中村監督:
そう。でも3~4分我慢すれば大丈夫なので。すいません、オチはないです(会場
笑)。
香川さん:
色は? すごく気になるんですけど。これでまとまりますからね。
中村監督:
色は夕焼けですね、オレンジです。まとまんないですね、ホントすいません(会
場爆笑)。
■最後に、堺雅人さんからメッセージをいただきました。
堺さん:
このような愉快なメンバーで、ワイワイやりながら作った映画です。仙台でオー
ルロケしています。スタジオや東京で撮影したシーンはひとつもありません。ス
タッフもホテルに長期滞在して作った映画です。そういう意味では、“仙台の皆
さんと一緒に作った映画”という言い方もできると思います。そういう映画は最
近めずらしいのではないでしょうか。観光地ではない、生活の場としての仙台を
見るという楽しみ方もできると思います。まあ、そういう理屈っぽいことを抜き
にしても充分楽しめる映画ですので、どうぞ最後までごゆっくりお楽しみくださ
い。ありがとうございました。
2010.1.18 TOHO
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