http://www.fujitv.co.jp/school1/interview/interview03.html
大橋先生が担当する5年生は、問題の多いクラスですね。制作発表でも、「子どもたち
のエネルギーに押しつぶされそうになる」とおっしゃっていましたが、撮影はいかがで
すか?
子どもたちは、礼儀正しいし、みんないい子なんですけど、クラスで集まって盛り
上がったときのパワーはやっぱりすごいんですよ。大橋は、5年生を担当して8ヵ月く
らいという設定ですけど、毎日あのなかにいたら相当辛いだろうな、とは思います。
正直言って、僕も一日中彼らといたら、大橋のようになっちゃいそうなので、撮影
のとき以外はあえてクラスにいないようにしています(笑)。
ご自身の小学生時代のことや先生とのエピソードを思い出されたりしますか?
自分が小学生の頃も、やんちゃというか、先生に怒られてナンボみたいなところが
ありましたね。でも、先生に怒られるなかで、「これはやっちゃいけないことなんだ」
とか覚えていったと思います。
先生といえば、特に、小学6年の担任の先生は印象深いです。歴史が好きな先生で
、子どもたちに外で火起こしを教えてくれながら、縄文時代の話をしてくれたりして。
いい先生でしたけど、悪いことをすると殴られたりもしました。今は、いろいろあるん
でしょうけど、僕は先生に厳しくしてもらったことが、今の自分の役に立っているよう
な気がしています。
現在、大橋のような思いをされている先生は少なくないそうですね。
大橋の場合は、桐原先生(西島秀俊)が、クラスの現状や大橋の弱い部分なんかを
知ってくれています。でも、これが誰もが見て見ぬふりをするような学校だったら、ど
うしたらいいんだろうと思いますよね。
大橋には、桐原先生という存在がいますし、そこに成瀬校長(江口洋介)のような
熱意で行動するような人が来たことは、希望の光のように感じているんじゃないかと思
います。でも、3話からついに問題が起こってしまい…。
大変なことになりますね。
大橋も元々は子ども好きで、教師という職業にも憧れと情熱を持っていたと思うん
です。
もしかしたら、それが強すぎて空回りしちゃったのかな、と思うくらいに。今は大
変だろうけど、これを乗り越えて、いい方向に向かっていってほしいと思います。
江口洋介さんを中心とした撮影現場の雰囲気はいかがですか?
江口さんが情熱的な方ですし、熱くて和気あいあいとした雰囲気です。僕は、とに
かく成瀬校長と桐原先生が対立するお芝居を見るのが好きなんです。見ていて、安心で
きますし、刺激も受けるので、食い入るように見ちゃいますね。
撮影の合間には、江口さんとは釣りの話をしました。江口さんは釣りをやられるの
で、僕が出ていた釣りの映画を見てくださったこともあって、そんな話をしました。西
島さんは、ここ10年くらいテレビをご覧になっていないそうなので、映画の話なんかを
します。それと今度、江口さんと(北乃)きいちゃんと僕とで、ギターセッションをや
ろうという話にもなりました。きいちゃんが、ドラマでギターを覚えたらしいので。実
現したら、楽しそうですよね。
ドラマはオリジナル作品ですが、今後、どんな展開を希望されますか?
先生方を演じていらっしゃるのが、かなり個性的な役者のみなさんなので、それぞ
れの先生のバックグラウンドがわかっていくと面白いかな、と思います。僕が一番気に
なっているのは、桐原先生ですね。
過去に何かがあって今のような現実主義者になったようなので、何があったのか知
りたいですね。岡本先生(市川実和子)とも、なーんか怪しいんじゃないか、と睨んで
いるんですけど(笑)。
ドラマを楽しみにしてくださっている視聴者のみなさまへ、メッセージをお願いします
。
ドラマで描いていることはフィクションですが、それでも、今の小学校で起こって
いる問題をリアルに浮き彫りにしているものだと感じています。
小学生を持つお父さん、お母さんには一番響くと思いますし、小学生と関わりがな
い人が見ても「今は、こんな感じなのか」と、何か引っかかりをもってもらえると思い
ます。そして、実際に苦労されている先生方にも、共感していただける内容なんじゃな
いかと感じています。
そして、ドラマを見て、例えば「走って九九を覚えるのもいいよね」とか、思うこ
とがあったら、行動してもらえたらいいですよね。そして、学校が本当の意味で楽しい
場所になったらいいな、と思っています。