花形圭(はながた けい) - 塚本高史
東京産業流通大学4年生で鉄道研究会の会員。AB型。鉄道ファンで模型作りを趣味
とし、常にメジャーを所持している。三人の中では一番真面目で、産流大にあって、簿
記2級、英検2級、パソコン検定などの資格を持っている。時間にうるさく神経質な性格
。よく見たら男前と言われることが多く、鉄道研究会の中では一番モテる。女性から声
を掛けられる反面、自分から女性に話しかけるのが苦手。結婚が前提でないと交際しな
いタイプ。童貞の疑いがある。理子との仲を着実に進展させ、彼女の両親に結婚を前提
に交際していると挨拶するために北斗星に乗って一緒に札幌へ行こうと伝える。
スーパーマーケットへの就職が内定していたが、田中の一言で夢であった旅行会社
への就職を目指すことにした。個人経営の旅行代理店社長と風俗店で偶然知り合い内定
をもらうが、社長が大手代理店にヘッドハンティングされたため、話は無かった事に。
その後、その旅行代理店店長や桃山の父親の協力のもと一郎と桃山で旅行会社を立ち上
げることを目標にする。
官網簡介:
産流大経済学部の四年生。
容姿端麗で、一見すると、とても女に不自由する男には見えない。
実際に、女性から交際を申し込まれた経験も数知れないが、“結婚前提交際主義”が災
いして、深い交際に発展した事がない。
手を繋ごうとした女に「手洗った?」と訊ねたり、餃子の後にキスをせがまれて歯ブラ
シを買いに行ったり、女に対してデリカシーがまるでない。
模型テツとして、メジャーを持ち歩き列車の全長や座席面積や通路幅などを記録する習
慣が昴じて、合コンで女子のスリーサイズを訊ねては記録し、納得がいかないと実際に
メジャーで測ろうとして、場を凍りつかせたりもする。
スケジュール通りに過ごすのが大好きで、×時に入浴して×時に毛穴パックして×時に
腹筋してなどと、どうでもいい事まで細かく予定を決めている。その通り過ごせると大
きな満足感を得るが、予定が崩れると激しく混乱する。
大手旅行代理店で仕事をしたいという夢を持っていたが、三流大ではとても望みがない
と諦め、推薦を貰ったタイヘイストアに就職するしかないと考えている。
屈折したマゾなのか、はたまたマザコンか、女から厳しく叱られると一撃で惚れてしま
うクセがある。
見た目が美形なので、花形に誘わせれば、合コンはケッコー成立する。
しかし、話す内容も趣味嗜好も生態もあまりにもマニアックな為に、会って十五分も経
てば女子の眼差しは、好意から敵意へ変わる。