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  あさみ(松雪泰子)と一夜を共にした和賀(中居正広)は、起きて来たあさみ   に「付き合っている女性ともうすぐ婚約する。だから夕べこの部屋には誰も来   なかった」と言う。   和賀の言葉にあさみは深く傷つくが、おめでとうと言って部屋を去ろうとする。   そんなあさみに和賀は「君の背中はちゃんと君の生き様を写している。誇りに   思えばいい」と言ったのだった。   あさみが部屋を出た後、和賀に一本の電話が入る。玲子(佐藤仁美)からだ。   関川(武田真治)との子供が出来たので、和賀とはもう会わないと言う。和賀   は祝福の言葉と「楽譜を燃やしてくれてありがとう」と言うが、玲子は「ごめ   んなさい」とだけ言って電話を切ってしまう。楽譜は燃やしてもらえなかった   のか。和賀の心には、再び不安が湧きあがった。和賀は玲子のマンションへ向   かうが、何度チャイムを押しても応答がない。動揺する和賀の目に飛び込んで   きたのは「使用禁止」という張り紙がされた焼却炉だった…。   蒲田西警察署では、吉村(永井大)がある記事に目を付ける。『紙吹雪をまく   女』と題されたそのエッセイは、ある美しい女性が紙吹雪のようなものを電車   の窓の外にまいていたという内容のものだった。今西に「やってみろ」と言わ   れた吉村は、早速エッセイを書いた男を訪ねる。するとその男は、紙吹雪をま   いた女性を知っているという。彼女はクラブ・レインで働く女性・玲子だった   。吉村は店を訪ねるが、玲子は既に店を辞めた後だった…。   そんな中、あさみは劇団“響”の主宰・麻生(市村正親)を訪ねていた。衣装   スタッフとしてもう一度やらせて欲しいと頭を下げるあさみに、麻生は厳しい   言葉を投げかけるが、あさみのやる気を見て「衣装部屋へ行け」と言う。   一方和賀は、綾香(京野ことみ)との婚約会見を行っていた。テレビで二人の   様子を見たあさみは複雑な心境になるが、同じ衣装係として働く宮田(岡田義   徳)にコートを渡され我に返る。そのモスグリーンのコートに、あさみはどこ   か見覚えを感じたのだった。   捜査が未解決のまま、蒲田殺人事件捜査本部はとうとう解散することになった   。しかし今西と吉村の中では、事件は終わっていなかった。今西は三木が訪れ   たという伊勢へ、吉村は“紙吹雪”を探しに秩父へと向かう。   伊勢へ向かった今西は、三木が二度も行ったという映画館へ向かう。その映画   館に飾られていたのは、伊勢出身の代議士・田所重喜(夏八木勲)とその家族   の写真だった。そして同じ頃、吉村は秩父鉄道の線路沿いをしらみつぶしに這   いつくばり、血痕の付いた紙ふぶきを見つけていた!   その夜、バー・フォルテに行った和賀は、店の手伝いをしていたあさみと再び   出会う。「帰って!」と怒鳴るあさみに和賀は「あの時のきみと同じだ」と寂   しそうに言うと、店にあったピアノで『宿命』を弾いた。   その“宿命”は、バー・フォルテに悲しく響いたのだった…。