富司、裕次郎さんとの秘話披露/映画大賞
助演女優賞富司純子(中央)は薬師丸ひろ子と握手。左はジェイク・シマブクロ
助演女優賞の富司純子(61)は、受賞のステージで石原裕次郎さんとの思い出秘話
を明かした。18歳の時に「藤純子」の芸名でデビューしたが、当時、裕次郎さんは大
スターだった。「裕次郎さんの映画を狂ったように見ていました」。デビュー直後に最
初の出会いがあった。「新幹線で化粧かばんをぶちまけた時に、後ろにいた裕次郎さん
が拾ってくださったんです。それが最初の出会いで、その後にビュッフェに誘っていた
だきました」という。
裕次郎さんは解離性大動脈瘤(りゅう)の大病を克服後、富司が司会を務めていた番
組「3時のあなた」にゲスト出演した。「ハワイで取材したんですが、一緒にジャグジ
ーに入ってインタビューしたり、サンセットクルージングもしました。思い出の多い裕
次郎さんが関係した賞を頂けることに感謝したいと思います」と感慨深げに話した。
受賞作「フラガール」では炭鉱で働くおばちゃん役を演じた。結婚前の東映時代には
福岡・筑豊の炭鉱でロケした映画に数多く出演した。「炭鉱への思いが強くありました
。その炭鉱を舞台にした映画で選ばれたのがうれしいんです」。充実の笑みが広がった
。【林尚之】
〔2006年12月29日8時58分 紙面から〕
http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/p-et-tp1-20061229-136295.html