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映画:「フラガール」  李相日監督、感情抑えず気軽に見て--トークショー /神奈川  炭鉱の町を救うためハワイアンセンターを誕生させた人々の実話を映画化した「フラ ガール」が23日、川崎市川崎区のシネコン・チネチッタなどで全国一斉公開される。 それに先立ち同区在住の李相日(リサンイル)監督が14日、チネチッタでトークショ ーを開き、「感情を抑えないで気軽に見てほしい」と呼びかけた。  李相日監督は1974年新潟県生まれ。高校まで横浜の朝鮮学校に通い、大学卒業後 、日本映画学校(同市麻生区)に学んだ。村上龍原作、宮藤官九郎脚本の「69 si xty nine」(04年)などを手がけた。  「フラガール」は、昭和40年の福島県いわき市が舞台。石油の時代となり、日本有 数の常磐炭鉱も閉鎖の危機にひんし、ハワイアンセンターを作る計画が持ち上がる。そ のために東京から招かれたフラダンスの女性講師と地元の少女らとの交流や成長を描い ている。この日、自転車でやって来たという李監督は「一つの映画の中に光と影、なく なるものと新しく生まれるものが混在している。企画重視の映画で大々的な宣伝はでき ないので、映画を楽しんで他の人に伝えてほしい」と語った。  23日14時25分からの上映終了後には、李相日監督や主演の松雪泰子さんらの舞 台あいさつがある。【山田道子】 9月19日朝刊 (毎日新聞) - 9月19日12時3分更新 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060919-00000105-mailo-l14