黒木メイサ:兵士になって“鎖国”日本に潜入 アニメ「ベクシル」で声優初挑戦
3月26日13時28分配信 毎日新聞 まんたんウェブ
女優の黒木メイサさん(18)が声優に初挑戦した劇場版アニメ「ベクシル 2077 日
本鎖国」(曽利文彦監督)のイベントが25日、東京国際アニメフェアの特設ステージで
開かれ、黒木さんは「声優として最高の映像に命を吹き込んでいくのがプレッシャーに
なったこともありましたが、楽しんでできました」と初挑戦の感想を語った。
「ベクシル」は、近未来の日本を舞台にしたSFCGアニメ。ハイテク産業を発展させた
日本が、それを規制しようとする国連に反発、国連を脱退、完全な鎖国状態を作り上げ
て10年。米国特殊部隊の女性兵士、ベクシル(黒木さん)は秘密のベールに包まれた日
本に潜入するが、そこには想像を絶する光景が広がっていた……というストーリー。映
画「ピンポン」の曽利監督、「マトリックスリローデッド」の音楽プロデューサー、ポ
ール・オークンフォールドさんに、俳優の谷原章介さんや女優の松雪泰子さんら出演す
るという豪華キャストで製作される。
イベントには、曽利監督や声優の朴ロ美さんと柿原徹也さんらが参加。女兵士を演じ
た黒木さんは「日本に潜入して目にしたもの何もかもが衝撃的で、この国で何が起こっ
てるんだろうという気持ちになった」と振り返った。曽利監督は「CG技術がすごく進歩
して、演出家としてできることが広がりましたが、技術だけに頼るのではなく、ストー
リーやキャラクター造形に力を入れました」と自信を見せていた。
「ベクシル」は今夏、全国松竹系でロードショー公開予定。【立山夏行】
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