2004.4.25
三池崇史監督が舞台初演出
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今年「着信アリ」「ゼブラーマン」が公開されるなど、近年最も多忙な売れっ子映画
監督・三池崇史氏(43)が初めて舞台を演出する。今秋、東京・渋谷のパルコ劇場な
どで上演される泉鏡花の傑作戯曲「夜叉ケ池」を手掛ける。脚本は若手注目劇団阿佐ケ
谷スパイダースを主宰し、最近、映画「リアリズムの宿」の主演でも話題の長塚圭史が
担当する。主演の武田真治(31)、田畑智子(23)のほか、映像中心に活動してき
た松雪泰子(31)と松田龍平(20)は大役で舞台初出演する。松雪と松田はこれま
でにも舞台出演の打診があったが、今回が満を持しての初舞台。他にも萩原聖人、丹波
哲郎らの共演が決まっている。新鮮な配役と独特の三池演出は大きな話題を呼びそうだ
。
三池監督が舞台に初挑戦する作品は文豪・泉鏡花の大正期の代表作のひとつ「夜叉ケ
池」。近年は休む間もなく働き続ける売れっ子監督に製作サイドは1年前からオファー
。このほどスケジュール調整がつき、ようやく演出家デビューが決まった。
http://forum.nifty.com/ftheater/sp/news/40425.htm