INTERVIEW Vol.2 武藤リカコ役 水川あさみさん
Q1:役名は?
A:武藤リカコです。
Q2:職業は?
A:探偵の六郎くんの助手です。
Q3:最初に『33分探偵』の話を聞いた時、どう思いましたか?
A:最初はタイトルの「33分」が何のことかわからなくて、後に本編の放送時間
だと聞いて納得すると同時にそれがタイトルってすごいなって驚きました。
Q4:物語を知っての感想は?
A:脱力系サスペンスと言われてましたが、私の中ではコメディでしたね。
Q5:サスペンス要素は感じましたか?
A:一応、事件も起こりますし六郎くんも推理も真剣にやっている。そういう部
分はサスペンス…なんですかね(笑)?
Q6:そう…かもしれません(笑)。
A:台本を読んでいても最初の数ページは2時間ドラマのように事件が起こりそ
うな雰囲気が感じられるんです。ただ次のページに進むと「んん!?」という
ことばかりで。
Q7:「んん!?」というのは?
A:言葉にするのが難しい感情がわいてきます(笑)。これは劇中の1シーンなの
?、このセリフを言うの?みたいな疑問が多々あります。
Q8:先の展開が予想できない?
A:そうですね。そういう意味ではサスペンスかもしれません(笑)。本当のサス
ペンスドラマならある程度事件の経過や犯人も推理できるけど、六郎くんの
発想はかなり難解なので予想不可能。難しさでいえば本物のサスペンスドラ
マ以上かもしれません(笑)。
Q9:難解度のレベルが高いんですね。
A:六郎くんの発想が、ですけど。登場人物の私たちも視聴者の方も犯人は最初
にわかっている状態から六郎くんの“犯人探しの推理”がスタートする。と
ても新しい展開だなと感じます。
Q10:リカコはどんな人物ですか?
A:一言でいうと変わった子です(笑)。ツッコミを入れてるから一見普通の感覚
を持ってるように見えますが、それでもあの六郎くんと大田原警部にしっか
りついていけてる。その時点で普通ではないと思います。
Q11:演じるうえで意識していることは?
A:リカコは常に冷静にツッコミを入れてますが、それ以外はとても感情の起伏
が激しい子なんです。2話の別荘シーンでも急にテンションが上がってまし
たし、今後は感動屋さんな一面も出てきます。ギャップを出せるように、メ
リハリをつけるように意識してますね。
Q12:リカコと六郎はどのような関係だと思いますか?
A:助手をしているくらいなので信頼しているんです…よね(笑)?
Q13:水川さんの好きな色は?
A:ピンクです。特に理由はないんですけど、服以外で身につけるものや小物な
どはピンクです。携帯は絶対にピンクにしてますね。
Q14:リカコが六郎を信頼しているのはどうしてだと思いますか?
A:私にはわからないです(笑)。ただ六郎くんのことも大田原警部のことも本当
に信頼しているので、きっと目には見えない絆が3人にはあるんだと思います。
Q15:水川さんから見て六郎と大田原警部の魅力とは?
A:六郎くんは33分もたせることに必死になっているところでしょうか(笑)。大
田原警部は正義感のある熱い人ですね。六郎くんのことが大好きで、それゆ
えに六郎くんの言うことにいちいち筋を通そうとして「そうだったのか!」
って言ってるんだと思います。結局は通らないことの方が多いんですけど(笑)。
Q16:堂本剛さんとの共演のご感想は?
A:デビュー当時、映画で共演した時にお兄さんのように接してくださった人な
ので今回も最初から安心して現場に入れました。
Q17:漫才コンビのような掛け合いをしているという目撃談があります(笑)。
A:同じ関西出身ということもあって会話がついついそうなってしまうのかもし
れません(笑)。ただ劇中ではリカコが突っ込んでばかりですが、実際は突っ
込まれることが多いです。
Q18:高橋克実さんとの共演のご感想は?
A:「漫才コンビのような~」の目撃談は高橋さんですよね?他人事のように話
してますが、実はそこに高橋さんもしっかり参加してるんですよ(笑)。高橋
さんは朝の10時と夜の11時になるとどうやら眠くなるようで、その時間にな
るとぐったりしてます(笑)。堂本さんがお兄ちゃん的存在とするならば、高
橋さんは同じマンションの1階上に住んでいる顔見知りの方という感じでし
ょうか(笑)。
Q19:遠いですね(笑)。
A:いえ、親しくておもしろいご近所さんです。
Q20:現場から3人の笑い声がよく聞こえます。楽しそうですね。
A:“くしゃみ早出し対決”のほかにも、ティッシュを薄く裂いて片側を鼻に入
れて“息でどれだけ長く吹き上げられるか競争”もしました。それを動画で
撮影もしたんですよ。
Q21:…楽しそうですね。
A:ドラマ本編のみならず、合間もどうでもいいことを一生懸命やってます(笑)。
Q22:現場の雰囲気はいかがですか?
A:楽しみなシーンが多くて、寝れない日が続くハードスケジュールの中でも翌
日の現場に早く行きたいという気持ちになります。スタッフとキャストが一
丸となってくだらないことに力を注ぎ、同じところで笑う。みんな体力的に
はかなりしんどいはずなのにベース(撮影中、監督やスタッフがいるスペー
ス)からは常に私たちの芝居を見て笑ってくれる声が聞こえるって幸せだな
って思います。
Q23:水川さんの特技は何ですか?
A:最近この現場で発見したことなんですが、美輪明宏さんのモノマネができま
す。意外に好評なんですよ(笑)。
Q24:脱力系サスペンス(コメディ?)は初挑戦ということでしたが、実際に
演じられていかがですか?
A:こうすればおもしろいだろうなというイメージはありますが、それを演技に
した時に視聴者の方におもしろいと思ってもらえるのかどうかがわからなく
て不安に思うことがあります。表現方法にしても悲しいやつらいは自分の中
に同じ感情をおくことで表現しやすくなりますが、感情より勢いやタイミン
グ、声のトーンや大きさなどいろいろな要素がうまい具合に合わないとおも
しろいっていうのは表現できないように思えてとても難しいです。
Q25:“おもしろい”の判断は難しいですね。
A:ベースにいる監督やスタッフの笑い声をバロメーターにしてます。笑ってる
のを聞くと大丈夫なんだって安心しますね。
Q26:福田監督から要求や指示はありましたか?
A:私の場合ツッコミのセリフが多くてつい変化をつけたくなるんですけど、考
えると度合いがわからなくなってやり過ぎになってしまうことがあるんです
。そういう時に「もっと普通に」「声を小さく」などさじ加減やタイミング
の指示があったりします。ただ基本的には信頼してくれているようで任させ
てくださいますね。
Q27:制作発表では“自由演技”があると発言がありましたが。
A:例えば2話の、別荘のセキュリティーの説明を受けるシーンでは“不動産を
見に来ている人のイメージで”とだけ記されていて、現場で「あとは自由演
技で」と言われるんです。指示は「褒めまくってください」だけで、いざ本
番が始まったらカットがかかるまでみんなで必死につなげるんですよ。
Q28:かなり大変そうです。
A:みんな直前まで黙りこんでどう動くか考えてました(笑)。空気を感じること
、瞬発力などいろんな部分が試されている気がします。
Q29:ずいぶん鍛えられたのでは?
A:そうですね。難しさを痛感しつつ、それを求められるということは自分が少
しは成長しているからかなとやりがいを感じてます。新たなジャンルに挑戦
できるチャンスなので、頑張らなくちゃだなと思ってます。
Q30:好きなシーン、印象に残っている出来事はありますか?
A:毎回のラストにある“自分ストップモーション”(自ら動きを止めて制止画
像のようにしているシーン)が大好きです!もうあのシーンのために日々の
撮影を頑張ってるといっても過言ではありません(笑)。そもそも全然止まれ
てないし、笑っちゃうんですけど、それが楽しくて楽しくて。5話のラスト
は特に気に入ってて思い出しても笑っちゃうほど。どんな映像になるか楽し
みにしてください。
Q31:水川さんがリカコに今後望むことは?
A:リカコには変わって欲しくないです。妙に冷静になるといろんな状況に「間
違ってるだろ!」とつっこんでしまい、ドラマが33分もたなくなってしまい
そうなので(笑)。
Q32:『33分探偵』の魅力、今後のみどころをお願いします。
A:難しいですね(笑)。やはり全体から漂うグダグダ感でしょうか?それだけに
軽い気持ちで見られるし、一方では細かいこだわりや小ネタがたくさんある
ので何回見ても新しい発見があって楽しめると思います。見ている方の週1
回の楽しみになってもらえればいいなと思ってます。
Q33:もし自分に困ったことが起こったら六郎に依頼しますか?
A:しません(即答)。六郎くんは解決までものすごく回り道するじゃないです
か。自分が困った状況にいるなら答えは一刻も早く知りたいし無理ですね(笑)
。待てません!
http://www.fujitv.co.jp/33tantei/interview/index02.html