中谷美紀、初代アジアNO1…香港国際映画祭で最優秀女優賞獲得
香港国際映画祭が20日、香港コンベンション&エキシビションセンターで開幕し、
今年新設された「第1回アジアン・フィルム・アワード」で、「嫌われ松子の一生」の
中谷美紀(31)が最優秀女優賞を獲得した。中国のコン・リー(41)、
チャン・ツィイー(28)らアジアを代表するスターを抑えての受賞に
「まさかこの場に立てるとは!」と驚いた様子だった。(国際電話)
「ミキ・ナカタニ!」受賞のアナウンスの瞬間、会場の最前列に着席していた
中谷は目を丸くした。「ふーっ」と深呼吸して発した第一声は
「まさか賞を頂けるとは思ってなかったので、
この舞台に立てることが信じられません。何よりも監督さんに感謝したい」。
撮影中のバトルが話題になった中島哲也監督に謝辞を述べた。
同賞にはコン・リー、チャン・ツィイーらアジアを代表する6人が
ノミネートされていたが、「嫌われ─」で体当たりの演技を見せた中谷が、
初代の「アジアNO1女優」の座を勝ち取った。授賞式後は、
現地のメディアや欧米の通信社から取材攻勢を受け、
一夜にしてアジアを代表するヒロインとなった。
同アワードは昨年30周年を迎えた同映画祭の新たな目玉として新設。
東アジアから東南アジア、中東までを網羅した“アジア版アカデミー賞”を
目指して創設された。賞の審査は世界各国の映画人17人が行った。
報知映画賞、日本アカデミー賞などで国内の映画賞でも主演女優賞を
多数受賞した中谷は「昨年日本の邦画が、21年ぶりに洋画の成績を超えた
ということを聞いて、これからも日本映画が活躍することを祈ります」。
同映画は昨夏香港で上映され、中谷もすでに現地を訪問しているが、
今回の受賞でさらに日本を代表する女優を印象づけた。
作品賞は韓国の「グエムル 漢江の怪物」、男優賞も同映画主演の韓国俳優
ソン・ガンホ(40)が獲得した。会場には香港のアンディ・ラウ(45)、
トニー・レオン(44)や仏のリュック・ベッソン監督(48)、
韓国のイ・ビョンホン(36)らが会場を華やかに盛り上げた。
(2007年3月21日06時07分 スポーツ報知)